天台宗の小堀執行が本会を訪問 川端理事長と懇談

天台宗総本山・比叡山延暦寺(滋賀・大津市)の小堀光實執行が1月11日午後、立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れ、事務庁舎で川端健之理事長と懇談した。延暦寺から獅子王圓明総務部長(副執行)、中島隆乗総務部主事が同行した。

懇談では、新年のあいさつを交わした後、小堀執行が、昨年8月に開催された比叡山宗教サミット30周年記念「世界宗教者平和の祈りの集い」と、平成28年から約10年をかけて行われる同寺根本中堂の大改修への本会の協力に謝意を表明。また、本会が今年、創立80周年を迎えることに対して祝意を述べた。

さらに、小堀執行は、1月8日に同寺境内で行われた「年賀式」の席上、今年の心構えとして「憶和敬(おくわけい)」(和して敬うを憶=おも=う)が示されたことを紹介。「和敬」は、「心を穏やかに、つつしみ深く保ち相手を敬う」ことで、それに精進することが重要との意味を説明した。

川端理事長は、今回の来訪への謝意を伝え、「本年も、世界平和に向け、天台宗の皆さまと共に歩んでまいりたいと思います」と語った。