「新・学生の船2017」 長崎市平和公園や韓国・慶州ナザレ園などを訪問

大型客船に乗船し、船中や寄港地で学びを深める「新・学生の船2017」が、8月3日から12日まで実施され、立正佼成会の31教会から学生部員ら96人が参加した。

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ミンダナオに吹く風(7) 戦争とNGO 写真・文 松居友(ミンダナオ子ども図書館代表)

戦争とNGO

東ティモールの独立に伴う騒乱は、ミンダナオ紛争が拡大した時期と重なる1999年のことだ。ぼくは偶然、120万を超す戦争避難民のいる北コタバト州のピキット、リグアサン湿原地域に、バリエス司教に誘われて足を運び、それがきっかけで、避難民救済支援活動を開始して、ミンダナオ子ども図書館を創設するにいたった。

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現代を見つめて(15) 親と子の間を隔てるもの 文・石井光太(作家)

親と子の間を隔てるもの

親と子の結びつきとは一体何なのだろう。老老介護が原因となった夫婦間の殺人事件を取材してつくづくそう思った。

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庭野会長が日蓮宗総本山・久遠寺を参拝 内野法主と懇談

立正佼成会の庭野日鑛会長は8月18日午後、日蓮宗総本山・身延山久遠寺(山梨県南巨摩郡身延町)を訪れ、内野日総法主と懇談した。熊野隆規時務部部長、瀬在快衣甲信支教区長が同席した。

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地域の非営利団体に協力する「一食地域貢献プロジェクト」(11) 障害者の就労事業所「スマイルコーン」(津教会が支援)

情熱を込めて通所者に農業技術伝える

築百年を超える古民家には、午前9時半を過ぎると青年らが次々と集まってくる。一般社団法人「一志パラサポート協会」が運営する障害者の就労事業所「スマイルコーン」は、農地が広がる自然豊かな町の一角にある。三重県津市榊原町で平成27年に開設され、知的・精神的な障害のある18歳から65歳までの14人が通所し、農作業などにいそしんでいる。

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波木井山円実寺の川施餓鬼法要に庭野会長が出席 本会54教会から1209人が参加

立正佼成会の庭野日鑛会長は8月19日、山梨・南巨摩郡身延町の波木井山円実寺(岩田日見住職)で行われた「第七百三十五回波木井山川施餓鬼法要」に参列し、午前、午後の部で法話を述べた。川端健之理事長ら本会役職者をはじめ、54教会から1209人の会員が参加した。

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【豊島子どもWAKUWAKUネットワーク理事長・栗林知絵子さん】広がる子ども食堂の取り組み 地縁の中で一人ひとりの成長を見守る社会へ

厚生労働省が今年発表した2016年国民生活基礎調査によると、日本では子供の7人に1人が貧困状態にある。特に、ひとり親世帯では約半数がその状態だ。こうした中、栄養のある食事を子供に提供する「子ども食堂」が全国に広がっている。NPO法人「豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」(以下、WAKUWAKU)では、東京・豊島区内4カ所で子ども食堂を開き、彼らの居場所づくりに取り組む。栗林知絵子理事長に、貧困の実態と子ども食堂の役割について聞いた。

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大聖堂はじめ全国で「戦争犠牲者慰霊・平和祈願の日」式典

72回目の終戦記念日を迎えた8月15日、大聖堂(東京・杉並区)はじめ立正佼成会の全国各教会で「戦争犠牲者慰霊・平和祈願の日」式典が行われた。大聖堂には、会員約2000人が参集。第二次世界大戦をはじめとする全ての戦争犠牲者に哀悼の誠を捧げ、現在も各地で続く紛争やテロの早期終結、恒久平和を祈念した。

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新宗連青年会 絶対非戦の誓い新たに 戦争犠牲者慰霊並びに平和祈願式典

新日本宗教青年会連盟(新宗連青年会)主催の「第52回戦争犠牲者慰霊並びに平和祈願式典」が8月14日、東京・千代田区の国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑で開催された。加盟教団の会員、信徒ら約2200人が参列。立正佼成会からは庭野日鑛会長(新日本宗教団体連合会=新宗連=顧問)、川端健之理事長(同常務理事)らが出席した。

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盆花の咲くころ

お盆のころになると、水辺にミソハギの群生が見られる。この辺りではミソハギを盆花と呼ぶ。開拓に入った先駆者たちが、厳しい自然と苦しい生活の中で、先祖に花を供える余裕もなく、お盆のころに咲くミソハギを手折って供えたからだという。この話を思うたびに、私は美しい自然の裏に隠された悲しみの歴史に思いを巡らせる。