『企業倫理』テーマに オーストリア・アルプバッハで第4回「行動の倫理」会議

第4回「持続可能で不可欠な開発に向けた行動の倫理」会議(通称=「行動の倫理」会議)が8月21、22の両日、オーストリア・アルプバッハのホテルなどで行われた。世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)国際共同議長として立正佼成会の庭野光祥次代会長が出席し、今回の全体テーマである『企業倫理』について、仏教の視点からスピーチした。

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今年の「菅沼子ども村」が閉村 少年部員ら944人が伝統行事などを体験

立正佼成会の庭野日敬開祖の生誕地、新潟・十日町市菅沼の生誕地道場で少年部員を対象に、2月11日から開村していた「菅沼子ども村」が8月22日、閉村した。1998年に子ども村の取り組みが始まり、20年目を迎えた今年、12支教区から全12組が実施され、少年部員ら944人が集った。支教区ごとに1泊2日、または2泊3日の野外活動を通し、庭野開祖、庭野日鑛会長の少年期を追体験したほか、菅沼に伝わる伝統行事を体験した。

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佼成学園・監督対談 女子ハンドボール部石川監督×男子アメリカンフットボール部小林監督 『勝利に導く指導力』(前編)

今夏のインターハイで優勝した佼成学園女子高校ハンドボール部と、昨年末のクリスマスボウルで初優勝を果たした佼成学園高校アメリカンフットボール部「ロータス」。部を率いる石川浩和監督と小林孝至監督は、それぞれ指導者として20年以上のキャリアを持つ。『勝利に導く指導力』をテーマに特別対談を開催し、両監督に話を聞いた。(文中敬称略)

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バチカンから見た世界(31) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

トランプ政権を支持する 極右勢力とキリスト教原理主義(2)

トランプ米大統領は8月18日、スティーブン・バノン大統領首席戦略官を解任した。バノン氏は極右思想のウェブサイト「ブライトバート」の経営者で、排他的な「米国第一主義」を推進し、昨年の大統領選でトランプ大統領を勝利に導く立役者となった人物だ。メキシコ国境での壁の建設、特定のイスラーム諸国からの入国制限、気候変動に対する国際協調からの離脱といった大統領の政策に、バノン氏の極右思想が強く影響を与えていた。解任の理由は、政権内部での深刻な対立とのことだが、今回の件が、これからの政策に、どのような影響を与えていくかが注目されている。

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