子育て世代や仕事で忙しい人に 東京佼成ウインドによるやすらぎのひとときを

子育て世代や仕事で忙しい人などに音楽を届ける、東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)による演奏会が7月4日、埼玉・川口市の川口総合文化センター「リリア」メインホールで行われた。昼間と、夜間の2部に分けて実施され、両演奏会とも、音楽ライターの富樫鉄火氏が司会を、海老原光氏が指揮を務めた。

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気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(5) 写真・文 浦崎雅代(翻訳家)

苦しみの、その先――暮らしに溶けこむ出家のかたち

7月のタイは雨季真っ最中。そして約3カ月間のパンサー(安居=あんご)が始まる。パンサーとは、元々「雨季」を指す語だが、この期間、僧侶たちはそれぞれ一カ所にとどまって修行するため、修行期間そのものもパンサーというようになった。この時期に合わせて出家する人も多い。

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新・仏典物語――釈尊の弟子たち(2)

ごちそうは誰のもの?

釈尊が王舎城(おうしゃじょう)の郊外の竹林精舎(ちくりんしょうじゃ)にいらしたときのことです。一人のバラモン教の僧侶が、血相を変えて怒鳴りこんできました。

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紅に輝くサクランボ 出荷ピークに

サクランボ「佐藤錦」「紅秀峰」が出荷のピークを迎え、名産地として知られる山形県からも全国に“旬の味覚”が届けられている。

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地域の非営利団体に協力する「一食地域貢献プロジェクト」(9) 安城の三河万歳保存会(安城教会が支援)

舞い継がれていく伝統の技と心

「♪銭やお金が、ざくざくざくにぃはぁ。おお、ざくざく」「へへ、ざくざく」。太夫の陽気な歌声に才蔵が掛け合い、鼓を打つ。太夫と才蔵の満面の笑みにつられ、観衆からも笑みがこぼれる。6月下旬、540年の歴史を持つ「三河万歳(まんざい)」の演目の一つ、『三羽鶴の舞』が愛知県内の公民館で披露された。

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バチカンから見た世界(24) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

揺れ動く湾岸情勢

2003年のイラク戦争後、米国のブッシュ大統領は、アラブ・イスラーム圏に米国流の民主主義を“輸出”しようとした。しかし、イラクでは、それまでのフセイン政権下で権力の座にあったイスラーム・スンニ派が、米国の支援によって発足した同シーア派を中心とする新政権から外され、スンニ派とシーア派との対立を一層あおる結果を招いた。

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宗教宗派を超えて活動の情報をシェア 宗教者災害支援連絡会「第30回情報交換会」

宗教者災害支援連絡会の「第30回情報交換会」が7月2日、東京・文京区の一般財団法人「東京大学仏教青年会」の会館ホールで開かれ、約30人が参加した。世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の篠原祥哲平和推進部長が出席した。

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他の人に手を差し伸べてプラスポイント 落語家、僧侶・桂米裕氏

皆さんはこれまで、自分の人生を左右するような言葉に出合ったことがありますか。家族や恩師、または書物の中から、いろいろなタイミングで、〈あぁそうだ!〉と心が震えるような、感動的な言葉と出合ったことがあるでしょう。その時の思いは、今も皆さまにとって、光り輝き続けているでしょうか。一度それを振り返ってみるのも、これから歩む人生の方向を見定める上で大切なことではないかと思います。

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