差別のない社会目指し 「同宗連」第37回総会

『同和問題』にとりくむ宗教教団連帯会議(「同宗連」)の「第37回総会」が4月10日、京都市にある真宗大谷派真宗教化センター「しんらん交流館」で行われた。加盟62教団(委任状提出教団含む)、12団体、協賛団体などから100人が参加。立正佼成会から、「同宗連」副議長を務める根本昌廣時務部主席が出席した。

開会式では、「同宗連」議長の林光俊・天台宗社会部長、部落解放同盟中央本部の西島藤彦・書記長(中央執行委員長代理)、同和問題に取り組む京都府宗教者連絡会議の岡崎眞澄議長、真宗大谷派の但馬弘・宗務総長があいさつに立った。

続いて、昨年度の事業・決算報告、今年度の事業・予算案の報告が行われた。審議の結果、全ての案件が承認された。この後、新たな議長教団に真宗大谷派が選出され、木越渉・参務(解放運動推進本部長)が議長に就任した。本会は、議長教団を含む、4期8年にわたる役員教団の責務を終えた。