「一食地域貢献プロジェクト」贈呈式 障害者や高齢者福祉などに取り組む126団体を支援

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会は平成29年度の計画に基づき、このほど、「一食地域貢献プロジェクト」を実施し、各地で支援活動が進められている。同プロジェクトは、「一食を捧げる運動」の浄財の一部を、教会が主体的に活用し、地元で活動する非営利団体への支援を通じて、温かい地域づくりに貢献するもの。「一食運動」の成果を身近に感じ、その広がりにも期待が寄せられる。今回は、前年から継続して取り組む教会を含め50教会が参加し、計126団体に対し、支援が行われた。

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ユニセフ 世界子供白書2017発表会 テーマは『デジタル世界の子どもたち』

「ユニセフ『世界子供白書2017』発表会」が昨年12月13日、東京・品川区のユニセフハウスで行われた。ユニセフが1980年から毎年発行している「世界子供白書」は、世界の子どもたちの現状を紹介するユニセフ基幹刊行物。毎号、特定のテーマを掲げ、子どもたちが置かれている状況や改善の重要性を訴えている。

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佼成合唱団音楽法要 感謝を歌にのせて

「佼成合唱団音楽法要」が12月23日、大聖堂(東京・杉並区)で行われた。会員や市民、約300人が参集した。

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佼成雅楽会を55年指導した文化勲章受章者の芝氏 庭野会長と懇談 

昭和37年から、立正佼成会の「佼成雅楽会」で伝統芸術を担う人材の育成に当たってきた芝祐靖氏(82)と東儀良夫氏(83)が今年、55年間務めた講師の任を降りた。12月18日には、芝氏が来訪し、法輪閣において庭野日鑛会長と懇談した。東儀氏も出席の予定だったが、急きょ、所用により欠席した。

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バチカンから見た世界(45) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

エルサレムの嵐――トランプ大統領の宣言の波紋

トランプ米大統領は12月6日、エルサレムをイスラエルの首都として承認する宣言文に署名し、国務省に対してテルアビブにある同国大使館をエルサレムに移転させる手続きの開始を指示した。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ クラリネット・林裕子さん Vol.3

林裕子さんはソロパートを演奏することも多い。最近、過度な緊張を抑えるための秘訣(ひけつ)が見つかったという。さらに、趣味のバレエを通して、ファンへの思いがさらに深まったエピソードを聞いた。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(10) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

ネットの世界の問題点

政治家たちの行動にその時の心理的状況が現れ、そのような「政治における精神性」が有権者の印象を左右し、衆議院議員総選挙の結果に影響を与えた――そう前回に論じた。このように精神的・倫理的次元は、政治家にとっても、また有権者にとっても重要である。これは、日本に限ったことではない。

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佼成看護専門学校の学生が佼成病院で「キャンドルサービス」

12月8日の「成道会」の夜、佼成看護専門学校の学生が病床の患者を訪ね、歌とメッセージを届ける「キャンドルサービス」が、佼成病院(東京・杉並区)で行われた。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ クラリネット・林裕子さん Vol.2

祖母の家でピアノに親しみ、その後、本格的にピアノを習い始めた林裕子さん。中学生の時にクラリネットと出合った。今回は、音楽への考え方を大きく変えたフランス留学の体験やTKWOに入団した当時の思い出を語る。

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新・仏典物語――釈尊の弟子たち(7)

ヒマラヤの山々も、泣いている

空が白みはじめると、雪に覆われたヒマラヤの峰々が、その姿を現し出しました。麓に広がる森の緑は、朝の光を受け、徐々に鮮やかさを増していきます。そうしたゆるやかな時の流れを、マンダーキニー湖の湖面は、静かに映し出していました。そして今、湖畔にある草庵で、一人の老修行者がひっそりと息をひきとろうとしていました。

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