バチカンから見た世界(153) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
教皇が自叙伝を刊行(3)―前教皇の生前退位後、権力闘争による教会分裂の危機に苦しんだ教皇フランシスコ―
1982年からのフォークランド紛争(マルビナス戦争)に敗北したアルゼンチン軍事独裁政権は、国民の支持を失い崩壊した。85年には、同政権によって殺害、拉致されて行方不明となった人々を弔い、彼らの正義を求めると同時に、軍政幹部の責任を追及する裁判が開始された。
対談・フィリピン残留日本人二世を支えて 石川義久在ダバオ日本国総領事、猪俣典弘PNLSC代表理事
戦前、フィリピンには多くの日本人が移住し、現地の人々と共に生きていた。しかし太平洋戦争で激戦地となり、戦後に多くの日系二世が現地に取り残された。彼らは、反日感情による差別や迫害を受けた上、日本人としても認められず今も無国籍状態のまま生きている。平均年齢が83歳になるフィリピン残留日本人二世の日本国籍回復をサポートする石川義久在ダバオ日本国総領事と、NPO法人フィリピン日系人リーガルサポートセンター(PNLSC)の猪俣典弘代表理事に、対談を通して取り組みに懸ける思いや今後の支援などを聞いた。(本文敬称略)
バチカンから見た世界(152) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
教皇が自叙伝を刊行(2)―軍事独裁政権下の暗黒時代を生き抜いた教皇―
3月19日に刊行された自叙伝の中でローマ教皇フランシスコは、「若い頃、映画界で働く非常に優しい女性と婚約していたが、彼女は後に他の男性と結婚し、子どもを産んだ」と明かした。そればかりか、「神学生の時代に、叔父の結婚式で若い女性と出会い、彼女に目がくらみ、心が乱れた」「頭の中が混乱するほどの美貌の持ち主で、知的な女性でもあった」とも記している。「一週間ほど彼女の姿が念頭から消えず、祈ることさえ難しかったが、幸いにして克服できた」とも回顧する。
「“白旗”を掲げて和平交渉を――教皇がウクライナに進言」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)
“白旗”を掲げて和平交渉を――教皇がウクライナに進言
ローマ教皇フランシスコは、3月20日に放映予定であるスイスのテレビ局によるインタビューの中で、ウクライナ政府に対して「“白旗”を掲げて和平交渉する勇気を持つように」と促す発言をした。スイスのテレビ局が同9日、インタビュー内容の要旨を公表した。
3月5日は国連の「軍縮・不拡散に関する国際デー」――恐怖ではなく信頼を訴える教皇(海外通信・バチカン支局)
3月5日は、「核拡散防止条約」(NPT)が発効された(1970年)記念日にあたり、昨年の国連総会で「軍縮・不拡散に関する国際デー」に定められた日でもある。
比叡山延暦寺の水尾執行が来会 熊野理事長と懇談
天台宗総本山・比叡山延暦寺(滋賀・大津市)の水尾寂芳執行が1月25日、小鴨覚俊総務部長(副執行)らと共に東京・杉並区の立正佼成会本部を訪れ、事務庁舎応接室で熊野隆規理事長と懇談した。和田惠久巳総務部長、佐原透修総務部次長(渉外グループ)が同席した。
バチカンから見た世界(146) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
3宗教間の融和なくして中東和平は実現できない(5)―「2国家共存」を拒否するイスラエル―
「47NEWS」は1月19日、イスラエルのネタニヤフ首相が18日の記者会見で、「バイデン米政権が求めるパレスチナ国家樹立による『2国家共存』を拒否する考えを改めて表明した。米側にも伝達したと述べた」という共同通信の記事を掲載した。さらに、「ヨルダン川西岸の全域について、将来的に『イスラエルが治安を管理する必要がある』とし、西岸のパレスチナ自治区への関与も強める意向を示した」と報じた。
ウクライナが「忘れられた戦争」とならないように――教皇の警鐘(海外通信・バチカン支局)
ロシア軍は昨年12月29日、ウクライナのキーウ、ハルキウ、リヴィウ、ドニプロ、オデーサ、ザポリージャなど主要都市を標的に大規模なミサイル攻撃を実行した。ウクライナ側には、約30人の死者が出た。
大聖堂で「御親教」式典 庭野会長が『畏敬』の大切さを説示(動画あり)
年頭にあたり、庭野日鑛会長の法話を通して一年の修行精進を誓う立正佼成会の「御親教」式典が1月7日、大聖堂(東京・杉並区)で行われた。法話の中で庭野会長は、今年の書き初めで新たに揮毫(きごう)した『畏敬』について触れ、「私たちは、地球や太陽のおかげさまで今生かされている」と受けとめることが大切と説いた。大聖堂には、全国から会員約1100人が参集。式典の様子はインターネットで会員向けにライブ配信された。
『能登半島地震の犠牲者を悼む教皇』など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)
能登半島地震の犠牲者を悼む教皇
元日に発生した能登半島地震に関する悲報を受けたローマ教皇フランシスコは1月2日、「石川県などを襲った地震による人命の損失と被害を深く悲しみ、被災した人々に心からの連帯と霊的な寄り添いを表明する」というメッセージを、バチカン国務省長官のピエトロ・パロリン枢機卿を通して公表した。







