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共生へ――現代に伝える神道のこころ(25)最終回 写真・文 藤本頼生(國學院大學神道文化学部教授)

神社に参拝し手を合わせ願う心が、鳥居をくぐる如く神々へ届くよう

あくまで小生の勝手な所感だが、日本人はどうも「くぐる」ことが好きなようだ。民俗的な風習か、はたまた迷信的なものと考えるか否かはさておき、奈良県の東大寺大仏殿の柱の穴などは、観光客や修学旅行の児童・生徒が訪れる有名な“くぐりスポット”と言える。同じく観光客で賑(にぎ)わう京都府の伏見稲荷大社の境内にある「千本鳥居」も、近年では著名なくぐりスポットとなっている。先日も同社を訪れた際には、千本鳥居の中をくぐり抜けながら、SNSにアップロードするであろう“映え写真”をスマートフォンで撮影する若い着物姿の女性や、親子連れで溢(あふ)れていたのには驚いた次第である。

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「教団創立85周年記念式典」で庭野会長が法話 急がず息まず修行精進を (動画あり)

立正佼成会創立の精神をかみしめ、さらなる修行精進を誓う「教団創立85周年記念式典」が3月5日、大聖堂(東京・杉並区)で開催された。全国から会員約660人が新型コロナウイルスの感染防止策を施して参加したほか、式典の模様がインターネットでライブ配信(会員限定)された。法話に立った庭野日鑛会長は、人間として正しい習慣を身につけるとともに、急がず、息(や)まずに修行精進に努める大切さを説いた。

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全ての現象に喜びや感謝を見いだす 庭野会長が「朔日参り(布薩の日)」式典で法話

3月1日、立正佼成会の「朔日(ついたち)参り(布薩=ふさつ=の日)」式典が、大聖堂(東京・杉並区)で行われ、庭野日鑛会長が法話を述べた。全国の会員が新型コロナウイルス感染防止対策を施して参加。式典の模様はインターネットでライブ配信(会員限定)された。

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佼成学園高校アメフト部 小林監督に庭野会長から「学園長賞」

佼成学園高校アメリカンフットボール部「ロータス」は昨年、「第53回全国高等学校アメリカンフットボール選手権大会」決勝戦(クリスマスボウル)を制し、2年ぶり5回目の全国制覇を果たした。チームを7度のクリスマスボウル出場、5度の日本一に導いた小林孝至監督の功績をたたえ、庭野日鑛学園長(立正佼成会会長)から「学園長賞」が贈られた。同賞の授与は今回が初めてとなる。

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府中教会 成人祝いと、少年野球チームの“同窓会” 当時の仲間が道場に集い 楽しいひととき

懐かしい顔ぶれに感動

立正佼成会府中教会は2月26日、「20歳の成人のお祝いとボンバープチ同窓会」を教会道場で開催した。

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ロシアとEUの間で揺れるモルドバ(海外通信・本紙バチカン支局)

ウクライナとルーマニアに国境を接する小国モルドバ。政権は、隣国のウクライナ同様、欧州連合(EU)への加盟を志向する親欧州派だが、東部に国際的には認められていない「沿ドニエストル共和国」(トランスニストリア地域)と呼ばれるロシア人居住区を有し、そこにロシア軍が駐屯している。

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内藤麻里子の文芸観察(42)

宮本輝さんの『よき時を思う』(集英社)は、現代のおとぎ話と言ってもいいかもしれない。流れるような文章の美しさと、悠々とした書きぶりを堪能した。

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本会一食平和基金から緊急支援 トルコ・シリアの大規模地震による被害、ミャンマーの国内避難民・地雷犠牲者に対し

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会はこのほど、2月上旬にトルコ南部のシリア国境付近で発生した大規模地震による両国の被害に対し3000万円を拠出した。加えて、ミャンマーで一昨年2月から続く国軍のクーデターによる影響を受ける避難民や地雷犠牲者に50万円の緊急支援を行った。

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本会一食平和基金 令和5年度運営計画を発表 「貧困(飢餓)の解消」など7分野の国内外事業に2億1897万円

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会はこのほど、中期運営方針(2018~23年)に沿って、令和5年度の運営計画を発表した。予算総額は2億1897万6000円。中期運営方針の最終年の今年も、一乗精神に基づく共生世界の実現を目指して「貧困(飢餓)の解消」「教育・人材育成」を重点とする全7分野(予備費を除く)の事業を展開する。また、NGOなど団体間の協力を支援する「ネットワークの強化」に力を注ぐとともに、「一食を捧げる運動」(一食運動)の中期推進計画(2018~23年)を基に、「一人でも、やりがいをもって実践できる一食」に向けて同運動の推進を図る。

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光祥次代会長がモルドバ訪問 ウクライナ難民の現状を視察

ロシア軍によるウクライナ侵攻が続く1月末、立正佼成会の庭野光祥次代会長はウクライナ隣国のモルドバを訪問した。

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