佼成学園高校アメフト部 小林監督に庭野会長から「学園長賞」

庭野学園長から小林監督に表彰状が授与された

佼成学園高校アメリカンフットボール部「ロータス」は昨年、「第53回全国高等学校アメリカンフットボール選手権大会」決勝戦(クリスマスボウル)を制し、2年ぶり5回目の全国制覇を果たした。チームを7度のクリスマスボウル出場、5度の日本一に導いた小林孝至監督の功績をたたえ、庭野日鑛学園長(立正佼成会会長)から「学園長賞」が贈られた。同賞の授与は今回が初めてとなる。

3月1日、小林監督は夫人の和美さんと共に法輪閣(東京・杉並区)を訪問。庭野学園長から表彰状と記念品が贈呈された後、本会の國富敬二理事長、同校の榎並紳吉校長、大谷津晴夫常務理事の同席のもと、懇談の場が設けられた。

この中で小林監督は、最大21点差からの逆転勝利で3連覇を達成した2018年のクリスマスボウルについて回顧。劇的な勝利の要因は、選手たちが相手チームにリードされていても冷静さを保ち、最後まで諦めず、目の前に訪れたチャンスを確実に得点につなげていったことにあると話した。その上で、「大差をつけてリードしても、勝利に結びつかないことがあると学んだ試合でもありました」と振り返った。庭野学園長はこの試合をスタンド席で観戦しており、「チームの勝利を見届けることができて良かった」と思い出を語った。