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法華経のこころ(9)

人間の生き方の究極の境地が示された法華三部経――。経典に記された一節を挙げ、それにまつわる社会事象や、それぞれの心に思い浮かんだ体験、気づきを紹介する。今回は、「方便品」と「無量義経徳行品」から。

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『望めど、欲せず――ビジネスパーソンの心得帖』(14) 文・小倉広(経営コンサルタント)

垂直なロープを登らずに、水平に広がる大地を歩く

7年前に出版した拙著『比べない生き方』(KKベストセラーズ)はロングセラーになっています。著者として有り難いことですが、それだけ、世の中では「比べる」ことが当たり前になっているのでしょう。それは、終わりのない苦しみです。「もっと上へ」「少しでも上へ」。その心情(欲)には際限がないからです。

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「お会式・一乗まつり」の物産展での売り上げを釜石社協に贈呈

立正佼成会は3月11日、昨年の「お会式・一乗まつり」で実施した「一乗物産展」での売り上げを岩手・釜石市社会福祉協議会に贈呈した。東日本大震災の復興支援を推進する本会の「こころ ひとつに」プロジェクトの一環として行われたもの。釜石教会道場で行われた贈呈式では、同教会渉外部長から釜石社協の丸木久忠会長に復興支援金として50万円(目録)が手渡された。

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国の違いを超え、共に未来を築くために 「My TEDORI,My AFRICA チャレンジ!!」キックオフ

サハラ以南のアフリカでは、多くの国が貧困問題を抱えている。同地域の貧困問題を解決する一助にと、立正佼成会と聖エジディオ共同体(本部・ローマ)は昨年にプロジェクト「My TEDORI,My AFRICA チャレンジ!!」を立ち上げ、そのキックオフイベントが3月21日、東京・千代田区のEDITORY神保町イベントラウンジで開催された。本会会員や市民ら約60人が参加した。

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北朝鮮の核開発を考える国際シンポ 核廃絶は対話による信頼の醸成から

北朝鮮の核開発を巡る緊張状態が続く中、国際シンポジウム「朝鮮半島の核の脅威への対応――北東アジア非核兵器地帯を考える」が3月24日、明治学院大学白金キャンパスで開かれた。日本パグウォッシュ会議、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会、明治学院大学国際平和研究所(PRIME)の共催で行われた同シンポジウムは、核を巡る近年の国際情勢を学び、核の脅威を取り除くための今後の取り組みを専門家と市民の対話を通して検討する連続講座。第1回の今回は、約40人が参加した。

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エネルギー転換を図るドイツの事例に学ぶ(1) 政府に「脱原発」を提言した倫理委員会のメンバーが講演

2011年3月の東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、「脱原発」に政策を転換したドイツ。当時、原発の廃止をメルケル首相に提言した「安全なエネルギー供給に関する倫理委員会」で委員を務めたミュンヘン工科大学のミランダ・シュラーズ教授が2月27日、東京・渋谷区の聖心女子大学ブリット記念ホールで講演した。

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新・仏典物語――釈尊の弟子たち(11)

かくのごとく、われ聞けり

五百人の僧を引き連れマハーカッサパ(摩訶迦葉=まかかしょう)は、クシナーラー(クシナガラ)に向かっていました。先を行く釈尊と合流するためです。その途中、釈尊がクシナーラーで入滅したことを知らされました。その場は騒然となりました。カッサパは僧たちを励ましクシナーラーに急ぎました。

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宗教と宗教学の公共性を討議 庭野平和財団が公開シンポジウム

庭野平和財団による公開シンポジウム「現代社会における宗教と宗教学の公共性」(協力・「宗教と宗教学のあいだ」研究会)が3月17日、東京・千代田区の上智大学で行われた。宗教関係者や研究者ら約30人が参加した。

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早大大学院の長谷部教授を講師に人権学習会

『憲法改正と基本的人権』をテーマに、立正佼成会の教会長対象の「人権学習会」が3月19日、法輪閣大ホール(東京・杉並区)で行われた。早稲田大学大学院法務研究科の長谷部恭男教授が講演した。

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眞田芳憲氏の遺作となる『〈大逆事件〉と禅僧内山愚童の抵抗』を佼成出版社から発刊

中央大学名誉教授で、長く世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会平和研究所所長を務めた眞田芳憲氏の『〈大逆事件〉と禅僧内山愚童の抵抗』(佼成出版社)が発刊されました。眞田氏は昨年11月に急逝、本書は平和を願い続けた同氏の遺作となります。

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