特集・福島の現状と復興の展望 WCRP/RfP日本委「2019新春学習会」から

パネルディスカッションでは、福島県の人々の現状を学び、支援のあり方について議論を深めた

『フクシマコミュニティづくりから見えてきた復興の展望』をテーマに、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の「2019新春学習会」が1月29日、立正佼成会の法輪閣(東京・杉並区)で開催された(ニュース既報)。

当日は、福島市医療生協わたり病院の齋藤紀(おさむ)医師と、一般財団法人「ふくしま百年基金」の山﨑庸貴(のぶよし)代表理事が基調講演。同日本委東日本大震災復興タスクフォース前責任者で日本キリスト教協議会の前島宗甫元総幹事、NPO法人「ウィメンズスペースふくしま」の小倉久美子副代表理事、県営復興公営住宅「石倉団地」の本田昇自治会長によるパネルディスカッションが行われ、浜通り法律事務所の三村茂太弁護士がコーディネーターを務めた。基調講演の要旨とパネルディスカッションの内容を紹介する。

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