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唯仏与仏(51) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

私はよく長沼妙佼(みょうこう)先生(脇祖)から、「会長先生のように、人の話をすべて信用していると、いつかだまされて、ひどい目に遭いますよ」といわれました。それでも私は、「だまされてもいい」というのが信条でした。それがその人のためになるならば、「だまされてもいい」という気持ちでした。私をだましたことによって、その人が後味の悪い思いをして反省してくれれば、それによって私も一つ布施(ふせ)の行ないができたことになります。

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内藤麻里子の文芸観察(13)

誉田哲也さんの『もう、聞こえない』(幻冬舎)は、ファンタジーと言おうか、ホラーと言おうか、とにかく不可思議な要素を絡ませて、思いもよらないめくるめく展開を見せてくれるミステリーだ。

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アフガニスタンの洪水被害に一食平和基金から緊急支援 現地で活動するJENに寄託

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会(委員長=熊野隆規教務部部長)は9月4日、アフガニスタン中部および東部の11州で発生した洪水被害に対し、200万円の緊急支援を決定した。浄財は現地で救援活動を行う認定NPO法人ジェン(JEN)に寄託される。

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WCRP/RfP日本委共催のオンラインシンポ「現代世界における和解の諸問題」 宗教者、研究者、NGO代表、ジャーナリストが提言

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会が共催するオンラインシンポジウム「現代世界における和解の諸問題~平和で包摂的なグローバル社会に向けて~」(「現代世界における和解の諸問題」実行委員会主催)が9月27日、ウェブ会議システムを使って開催された。加盟教団の信徒や市民約200人が視聴した。

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「国際平和デー」に合わせ各地で鐘打式 大聖堂聖壇でも正午に「お題目修行」

国連が定める「国際平和デー」の9月21日、全国の寺社や戦争犠牲者追悼施設などで鐘、太鼓を打ち鳴らして世界平和を祈る鐘打式が行われ、協力会場の一つとして立正佼成会の大聖堂(東京・杉並区)でも正午に「お題目修行」を行い、祈りを捧げた。

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本会の人権啓発テキスト『私たちの人権問題』 時代性、利便性を考慮し改訂

立正佼成会同和推進本部(本部長=澤田晃成総務部部長)はこのほど、人権啓発テキスト『私たちの人権問題』の改訂版を発刊した。同推進本部が今年発足40年を迎えたことを機に内容を見直し、時代性や利便性を考慮して再編。9月21日に全国各教会に発送された。

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「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」にローマ教皇が呼び掛け(海外通信・バチカン支局)

ローマ教皇フランシスコは「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」にあたる9月26日、ツイッターで「(神なる)主に平和の恵み、大量破壊兵器の無い世界を乞い願おう。人類にとって重大な脅威である核兵器から、人類を解放していくために努力しよう」と伝えた。

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【認定NPO法人「八王子つばめ塾」理事長・小宮位之さん】コロナ禍で広がる教育格差――子供たちに学ぶ楽しさ伝えたい

降り注ぐ太陽の光のように、全ての子供たちに学びの機会を与えたい――そんな願いから、小宮位之さんは「八王子つばめ塾」を始めた。活動は今年で9年目になる。ボランティア講師の協力を得て、これまで200人以上の中高生の学習支援を行い、高校や大学の進学をサポートした。

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新型コロナウイルスへの対応の中で 教えを支えに日々を過ごす会員たち(17)

国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続き、立正佼成会ではさまざまな集いを控えています。こうした中、会員はどのような思いで毎日を過ごしているのでしょうか。それぞれの場で精進を重ね、サンガ(教えの仲間)と心をつないでいる会員の声を紹介しています。今回は、足利教会会員と世田谷教会青年男子部長です。

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現代を見つめて(53) 「生きる」という力はどこから 文・石井光太(作家)

「生きる」という力はどこから

今年七月、京都でALS(筋萎縮性側索硬化症)を患う女性がインターネットで出会った医師二人に安楽死を依頼し、実行してもらうという事件が発覚した。

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