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「ロシア正教を破壊しようとしている」とプーチン大統領がウクライナを非難 政治の問題が宗教に影響(海外通信・バチカン支局)
ロシアのプーチン大統領は2月21日、国民に向けたテレビ演説の中で、ロシア系住民(親ロシア派勢力)が実効支配しているウクライナ東部ドンバス地域の一部の独立を認める大統領令に署名したと発表した。ロシアが一方的に独立を承認したのは、親ロシア派勢力が自ら名付けた「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」だ。
第39回庭野平和賞 南アフリカの聖公会司祭 マイケル・ラプスレー師に
「第39回庭野平和賞」の受賞者が、南アフリカの聖公会司祭であるマイケル・ラプスレー師(72)に決まった。公益財団法人庭野平和財団(庭野日鑛名誉会長、庭野浩士理事長)が2月21日、京都市のホテルで記者会見を開き、席上、庭野理事長が発表した。同日、ローマでも発表された。
教皇がメッセージ 「人類が戦争に執着することは悲劇」(海外通信・バチカン支局)
ローマ教皇フランシスコは2月18日、東方典礼を執(と)るカトリック教会を管轄するバチカン東方教会省の総会に出席し、参加者に対して、「今、この瞬間に、あらゆる地域で多くの戦争が行われている」と警鐘を鳴らした。教皇はこれまでも、各地で紛争が続く状況を「断片的に第三次世界大戦が進行している」と述べてきた。
ミャンマー政変から1年 WCRP日本委、ミャンマー委が人道支援
ミャンマーでは国軍がクーデターによって政権を掌握してから1年が経過した。国軍による非常事態宣言は延長され、市民への弾圧が続いている。人々の抵抗は続いており、政情不安による人道危機は深刻だ。世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会は昨年6月から人道支援募金を実施。立正佼成会も協力し、会員から4500万円を超える浄財が寄せられた。これらの支援金を基に現在、WCRP/RfPミャンマー委員会で支援活動が進められている。(写真提供=WCRP/RfP日本委)
全国の壮年部員がリモートで法座 コロナ禍の活動について率直に語り合う
昨年6月に行われた立正佼成会の「壮年(ダーナ)総会」の実行委員が中心となり、全国の壮年部員をリモートでつなぎ、思いを分かち合う新たな取り組みが始まっている。各教会では、コロナ禍の影響で活動の多くがオンライン化され、自由な時間に教えに触れられるようになったといった喜びの声が上がる一方、デジタル通信機器を持たない高齢層の会員の中には、サンガ(教えの仲間)の輪から取り残されたような寂しさを感じる人も少なくない。こうした各教会の実情を共有しながら、全ての人が「大事にされている」と思える活動のあり方を率直に語り合い、模索していくことがねらいだ。
新宗連「第31期第6回理事会」 令和4年度事業計画案、予算案を承認
新日本宗教団体連合会(新宗連)の「第31期第6回理事会」が2月10日、オンラインで開催された。理事、監事、オブザーバーら42人が参加。立正佼成会から庭野光祥次代会長(新宗連理事)、國富敬二理事長(同常務理事)らが出席した。
「六花の会」オンライン仏教経営者塾 九星気学を基に心構えを学ぶ
仏教精神を生かした経営を目指す立正佼成会会員(有志)のネットワーク「六花(りっか)の会」が2月12日、オンライン仏教経営者塾を開催した。経営者、個人事業主の会員75人が参加した。
ウクライナ情勢の平和的解決を呼びかける宗教者たち(海外通信・バチカン支局)
ロシア軍によるウクライナ侵攻への懸念が高まっている。ロシア軍は2月10日にウクライナと国境を接するベラルーシで大規模な合同軍事演習を実施した。欧米諸国は、ロシアの軍事行動に備えて東欧地域で軍事力を増強する一方、外交による事態の打開を目指して動きを活発化させている。
カンタベリー大主教がカナダの先住民と面会(海外通信・バチカン支局)
カナダ聖公会総主教会議は2月10日、英国国教会の最高指導者であるジャスティン・ウェルビー・カンタベリー大主教が4月29日から5月3日まで、カナダを訪問すると発表した。
庭野会長 「朔日参り(布薩の日)」式典で法話 感謝の心がけを大切に
2月1日、立正佼成会の「朔日(ついたち)参り(布薩=ふさつ=の日)」式典が東京・杉並区の大聖堂で行われ、庭野日鑛会長が法話を述べた。式典の模様は、インターネットを通じて全国の会員にライブ配信された。






