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涅槃会 釈尊の教え、深く胸に
釈尊入滅の意義をかみしめる「涅槃会(ねはんえ)」が2月15日、大聖堂(東京・杉並区)はじめ全国にある立正佼成会の教会道場で行われた。大聖堂の式典には会員約1700人が参加。法話に立った庭野日鑛会長は、釈尊は執着をなくすことで苦しみが滅するという教えを生涯説き続けたと述べた上で、人の心を安らかにするのが宗教の役割であると説き示した。
日蓮宗大本山小湊誕生寺で「第1回お題目サミット」 宗派超え心を一つに 庭野会長が出席
「お題目」を唱える寺院や教団の代表と信徒が日蓮聖人の生誕地に集い、その降誕を祝うとともに平和な世界を願う「第1回お題目サミット~ともにお題目を唱えよう~」(日蓮宗大本山小湊誕生寺主催)が2月16日、千葉・鴨川市の同寺で挙行された。日蓮宗総本山身延山久遠寺、同宗大本山池上本門寺など趣旨に賛同した12の寺院や教団から約2000人が参集。立正佼成会から庭野日鑛会長が出席した。
WCRP/RfP日本委 「気候変動への非常事態宣言」発表
世界各地で大規模な気象災害が起きていることを受け、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会はこのほど、「気候変動への非常事態宣言」を発表し、危機感を持って環境問題の解決に取り組む決意を表明した。
フレデリック・グレイUUA会長が本会を訪問 大聖堂でスピーチし、杉並教会で会員らと交流
ユニテリアン・ユニバーサリスト協会(UUA、本部=米国・ボストン)のスーザン・フレデリック・グレイ会長が来日し、2月10日には立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪問した。フレデリック・グレイ会長は大聖堂で行われた「脇祖さまご命日」式典でスピーチに立った後、庭野光祥次代会長と共に杉並教会を訪れ、会員と交流した。
〈ひと〉WCRP/RfP日本委事務局長に就任した篠原祥哲さん(48)
1月28日、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の事務局長に就任した。國富敬二前事務局長(本会理事長)の後任になる。現在48歳だ。
TKWO 東京芸術劇場で今年初の定期演奏会
今年、楽団創立60年を迎える東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)の「第147回定期演奏会」が2月15日、東京・豊島区の東京芸術劇場で開催され、約1100人が来場した。
中国とバチカンの閣僚が国交回復などを協議(海外通信・バチカン支局)
バチカン国務省外務局長(外相に相当)のポール・リチャード・ギャラガー大司教は2月14日、中国の王毅国務委員兼外相と、ドイツのミュンヘンで会談した。新型コロナウイルスについての対応策などを探る「ミュンヘン安全保障会議」の席上でのことだ。両国の外相が会談したのは初めて。
第37回庭野平和賞 韓国の在家仏教教団「浄土会」創立者の法輪師に
「第37回庭野平和賞」の受賞者が、韓国の在家仏教教団「浄土会」の創立者である法輪(ポンニュン)師(66)に決まった。公益財団法人・庭野平和財団(庭野日鑛名誉会長、庭野浩士理事長)は2月17日、京都市内のホテルで記者会見を開き、席上、庭野理事長が発表した。
『新釈法華三部経』文庫ワイド版発刊 大きな文字で読みやすく
庭野日敬開祖の著書『新釈法華三部経』全10巻(佼成出版社)がこのほど、文庫ワイド版として装いを新たに発刊された。これまでの文庫版より一回り大きなサイズで、文字も大きく見やすくなっている。『法華三部経』の研さんに一層の活用が期待される。