WCRP/RfP日本委「第33回理事会」 10月16日にオンラインで創設50周年記念の祈り実施

間隔を空けて着座し、審議に臨む理事たち(写真提供=同日本委)

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の「第33回理事会」が9月16日、立正佼成会の法輪閣(東京・杉並区)で行われた。植松誠理事長(日本聖公会首座主教)をはじめ理事22人が参加(オンラインでの参加者含む)。本会から同日本委理事の庭野光祥次代会長、國富敬二理事長、中村憲一郎参務(京都教会長)が出席した。

理事会では、「日本委員会人事」「2020年度活動計画」「WCRP50周年記念事業」について審議され、全て承認された。

「2020年度活動計画」では、「WCRP50周年記念の祈り」の実施案が示され、10月16日にオンラインで行われることを決定。WCRP/RfP創設の意義をかみしめ、宗教間対話による平和実践への誓いを新たにするもので、50年前の同日に京都で開かれた第1回世界大会の開式時刻(9時35分)に合わせ、祈りを捧げる。

「WCRP50周年記念事業」については、新型コロナウイルスの影響で延期となった創設50周年記念式典を、来年11月24日に京都市の国立京都国際会館で開催することになった。式典の再延期はせず、同ウイルス感染症の流行状況によっては規模の縮小またはオンラインでの実施も想定される。

さらに、同ウイルスの影響により来秋に延期となった第9回アジア宗教者平和会議(ACRP)東京大会の日程について、受け入れ委員会として来年10月20日から22日までの開催をACRP事務局に提案することを決めた。今後、10月に開かれるACRP執行委員会で正式決定される。

このほか、10、11月に核兵器や気候変動、人身取引といった世界的課題についてのシンポジウムが開催されるなど、タスクフォースと常設機関から今後の予定が告知された。