お釈迦さまは「方便品」で、「若し法を聞くことあらん者は 一りとして成仏せずということなけん」と、念を押すように説かれています。※1
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日常生活のなかで、仏になるための修行の第一は、朝な夕なに法華経を読誦(どくじゅ)することです。この読経供養で仏さまの説法を心に刻みつけると、自然に仏さまを恋慕渇仰(れんぼかつごう)する心が湧いてくるのです。
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「如来寿量品(にょらいじゅりょうほん)」には、「毎に自ら是の念を作す 何を以てか衆生をして 無上道に入り 速かに仏身を成就することを得せしめんと」と説かれています。※1
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努力や精進(しょうじん)というのは、私たちを成長させていくうえでの基本です。しかし、あまりに基本的であるために、時としておろそかになることがあるのです。それは、神さま仏さまが自分のそばにいらっしゃることに気づかないため、ごまかしたり、横着したりするからです。
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「願い」というものは、ただぼんやりともっているだけでは、かなえられるものではありません。ぼんやりと願うのではなく、強く願わなければなりません。それも、一時的に願うのではなく、継続的に願わなければなりません。このように、強く願うことを「念ずる」とか「念願する」といいます。
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1月に行われた大聖堂での式典から、庭野日鑛会長の法話を抜粋してまとめました。また、昨年12月15日の式典での法話を追記します。(文責在編集部)
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