第七百四十回波木井山川施餓鬼法要 「和」の精神を後世に 庭野会長が参列し「おことば」

8月19日午前、山梨・身延町にある波木井山円実寺(長谷川日喜住職)で「第七百四十回波木井山川施餓鬼法要」が行われ、立正佼成会の庭野日鑛会長が参列した。さらに本会から、國富敬二理事長、山中快之中部教区長、熊野隆規教務部部長、昆野登紀枝中京支教区長、山梨県5教会の教会長と会員代表が参加。鰍沢教会と本部教務グループが受け入れにあたり、当日の模様は同グループが動画共有サイトを使ってライブ配信した。

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沖縄で「第30回祈りと平和の集い」 戦争犠牲者に哀悼の誠捧ぐ

『沖縄から世界へひろげよう 平和の祈り』をスローガンに、終戦記念日を迎えた8月15日、立正佼成会沖縄教会が加盟する「沖縄宗教者の会」による「第30回祈りと平和の集い」が、糸満市摩文仁の沖縄平和祈念堂で開催された。新型コロナウイルス感染症の流行で一昨年、昨年と中止されていたが、今年は「沖縄本土復帰50周年」の節目で、同集いも30回を数えるため、感染対策を施した上で規模を縮小して3年ぶりに行われた。当日は、沖縄教会の長沼克宗教会長をはじめ、加盟教団の代表者、来賓ら70人が参列した。

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内野法主と懇談 國富理事長 身延山久遠寺へ

立正佼成会の國富敬二理事長は8月18日、日蓮宗総本山・身延山久遠寺(山梨・身延町)を訪れ、内野日総法主と面会した。同寺の持田日勇総務(本山藻原寺貫首)、浜島典彦副総務・共栄部長、本会の熊野隆規教務部部長、鈴木章浩教務部次長(教務グループ)が同席した。

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佼成病院院長に市村氏が就任 8月1日付

立正佼成会附属佼成病院(東京・杉並区)の院長に、8月1日付で市村正一氏(67)が就任した。前院長の甲能直幸氏の任期満了による退任に伴って選任され、甲能前院長は総院長に就任した。

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【詳報】比叡山宗教サミット35周年記念 「世界宗教者平和の祈りの集い」 平和への歩みを未来につないで

『気候変動と宗教者の責務』をテーマに、比叡山宗教サミット35周年記念「世界宗教者平和の祈りの集い」が8月4日に開かれた。国立京都国際会館での開会式典では、一般財団法人日本総合研究所会長で多摩大学学長の寺島実郎氏が『歴史的大転換期における宗教―心の回復力(レジリエンス)を求めて―』と題して記念講演。続いて、同集いのテーマに合わせ、識者4人によるシンポジウムが行われた。要旨を紹介する。(文責在編集部)

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【海獣学者・田島木綿子さん】海の哺乳類が教えてくれた人間との共存の在り方

クジラ類が海岸に打ち上げられる現象を「ストランディング」と呼ぶ。日本国内では、年間300件近くが報告されている。原因は諸説あるが、人間社会の発展も一部に関与しており、年々その割合は増加している。これまで20年以上、国立科学博物館(以下、科博)の研究者として海の哺乳類の解剖調査に携わってきた田島木綿子さんに、海獣の魅力、研究を通じて学んだこと、人間との共存の在り方について聞いた。

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バチカンから見た世界(122) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

世界を分断するウクライナ侵攻

英国のボリス・ジョンソン首相とイタリアのマリオ・ドラギ首相が相次いで辞職したのは、今年7月のことだった。両指導者は、ロシアによるウクライナ侵攻を強い口調で糾弾し、武器供給を含めたウクライナへの支援を提唱してきた。

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