「教皇とキリル総主教の会見が延期」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)

教皇とキリル総主教の会見が延期

ローマ教皇フランシスコはこのほど、アルゼンチンのメディアからのインタビューに応じ、「6月にエルサレムで(キリル総主教と共に)企画していた会見を、バチカン(外交)が延期せざるを得なくなり、残念に思う」と明かした。教皇は同月にレバノンを訪問した時、隣国イスラエルにある聖都エルサレムで、ロシア正教会の最高指導者であるキリル総主教と2回目の会見を果たすと報道されていた。

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マリウポリから教皇に、絶望のアピール――ウクライナ(海外通信・バチカン支局)

ロシア軍によって四方を包囲され、攻撃を受けているウクライナ南東部のマリウポリ。ウクライナ領ながら、ロシア人居住者の多いドンバスとクリミア半島を陸路で結び、黒海へ抜けるための要所だ。

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「第39回庭野平和賞贈呈式」 6月14日にオンラインで開催

公益財団法人庭野平和財団はこのほど、6月14日の「第39回庭野平和賞」贈呈式をオンラインで開催すると発表した。オンラインでの実施は、昨年に続き3度目となる。

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「親子で取り組むゆめポッケ」 全国から寄せられた1万3155個の真心がレバノン、比・ミンダナオ島に

令和3年度の「親子で取り組むゆめポッケ」の取り組みで、全国から集められたゆめポッケの総個数と配付先がこのほど、立正佼成会青年ネットワークグループから発表された。昨年5月1日から8月31日までのキャンペーン期間中に、全国から寄せられたゆめポッケは1万3155個。同グループで、協力団体の情報を基に配付先が検討され、レバノン、フィリピン・ミンダナオ島に決定した。

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こども食堂から築く共に生きる社会(4) 文・湯浅誠(認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長)

なかなか認められない貧困問題

前回、「みんなの中に大変な誰かを(さりげなく)包み込む」というこども食堂のアプローチは、自分からは相談に来ない人たちとの出会いを可能にした「発明」だという話をしました。そんなことを言っているのは日本中でたぶん私一人なのですが、私にとっては、それくらい大変な驚きでした。

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第53回「青年の日」に向けて メーンテーマ 『大河の一滴になろう。』 年間を通じた活動やSNS活用も 5月15日を中心に

全国の立正佼成会青年部員が地域社会で菩薩行に取り組む「青年の日」は今年、53回を迎える。2020年に『大河の一滴になろう。』がメーンテーマに掲げられてから、青年ネットワークグループでは、一年を通して「青年の日」の意識を持って菩薩行に取り組むことを推奨してきた。従来、全国の統一行動として実施してきた5月の第3日曜日(今年は15日)は、自身の実践を見つめ、青年部員同士で意識を高める啓発日の意味合いを強め、一日だけの特別な活動から「青年の日」の意識を日常化することを大切にしている。今年5月15日には各教会で、青年部員の祈りが捧げられ、主体的な活動が行われる。また、同グループがインターネットの動画共有サイトを通じて、「青年の日」啓発プログラムを配信(会員限定)する予定だ。

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永平寺第八十世貫首 南澤道人師の就任祝賀式典 庭野会長の名代として國富理事長が出席

曹洞宗大本山永平寺(福井・永平寺町)の第八十世貫首に就任した南澤道人師の「就任祝賀式典」が4月12日、同県あわら市内のホテルで開かれた。立正佼成会から庭野日鑛会長の名代として國富敬二理事長が出席。後藤益巳福井教会長が同行した。

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光祥次代会長迎え北陸支教区で壮年結集大会 体験説法や大法座で結縁

『北陸壮年一念三千結集~北陸ダーナは幸せ物語の配達人~』と題した、立正佼成会北陸支教区の壮年部員結集大会が4月17日、オンラインで行われ、庭野光祥次代会長が出席した。当日は金沢教会をメーン会場とし、各教会、地域道場に少数の壮年部リーダーが参集。各教会などをオンラインでつないで行われ、大会の様子は各壮年部員にライブ配信された。

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教えに沿ったものの見方を 「釈迦牟尼仏ご命日(布薩の日)」式典で庭野会長が法話

立正佼成会の「釈迦牟尼仏ご命日(布薩=ふさつ=の日)」式典が4月15日、東京・杉並区の大聖堂で行われ、庭野日鑛会長が法話を述べた。式典の様子はオンラインでライブ配信(会員限定)された。

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宗教評論家 ひろさちや氏が逝去 著作で仏教を広く伝える

仏教の教えを現実の生活に即して分かりやすく説いた宗教評論家のひろさちや(本名・増原良彦)氏が4月7日、肝臓がんのため死去した。85歳だった。

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