唯仏与仏(84) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

人間には「自分が得をしたい」という「煩悩(ぼんのう)」があって、ふだん自分のことに精いっぱいで暮らしていると、人さまのことまで気持ちがまわらないのです。そして、自分一人の力で生きているかのように考えてしまうのです。

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軍隊は何のために存在するのか――今、平和の理念が求められている(バチカン記者室から)

バチカンには毎日、カトリック系の国際通信社のほか、さまざまなメディアを通じて、各国の諸宗教情報が大量に届く。この状況を、「宗教情報に関する世界最大の交差点」と呼ぶこともできるだろう。

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入院中の教皇が病院バルコニーで正午の祈り(海外通信・バチカン支局)

ローマ教皇フランシスコは7月4日、ローマ市内のカトリック総合病院『ジェメッリ』に入院し、結腸の手術を受けた。術後の経過は良く、11日には、同病院の10階バルコニーに元気な姿を見せ、病院の広場に参集した多くの医療関係者、聖職者や一般信徒の励ましの声と拍手に応えながら、日曜日恒例の正午の祈りを司式した。

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えっ、これも仏教語!?(52) 【こんじょう】根性

「根」は能力、生み出す力、素質を意味します。「性」は性質です。

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共生へ――現代に伝える神道のこころ(5) 写真・文 藤本頼生(國學院大學神道文化学部准教授)

人々の暮らしをいつも見守り、心に安寧をもたらす神を頼りに

前回は、主に至高神、霊威神、機能神の三種類に分けて日本の神々の分類、役割について述べた。もう少し詳しく知りたいという読者の方々もいると思い、今回は、前回分類した神々の話を基に、もう少し話を続けてみたい。

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