幸せをむすぶ「こども食堂」(8) 文・湯浅誠(認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長)

コロナ禍で引き寄せた応援

前回、コロナ禍でこども食堂の「つながり続ける力」が発揮された、と書きました。一堂に集まって会食することが難しくなっても、半数近いこども食堂が弁当配布や食材配布でなんとか人々とつながり続けようとしました。コロナ禍が長引く中でその割合はむしろ増え、今では7割のこども食堂が弁当・食材配布等を行っています。

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唯仏与仏(89) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

「仏さま」というと、私たちはまず「久遠実成(くおんじつじょう)の本仏(ほんぶつ)」やお釈迦さまを思い浮かべますが、ご先祖さまも「仏さま」なのです。

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大人のSNS講座(10) 文・坂爪真吾(一般社団法人ホワイトハンズ代表理事)

SNS本来の役割を取り戻すために

今回は、コロナ禍におけるSNSのプラス面に焦点を当てます。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ テナートロンボーン・石村源海さん Vol.3

昨年は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、演奏会の中止が続いた。入団1年目だった石村源海さんは、もどかしい思いを経験したが、その中でも楽団員や来場客との関わりから、これまでになく「演奏できる幸せ」を実感したと話す。Vol.3では、トロンボーン奏者として意識していることや、吹奏楽部でトロンボーンを担当する学生へのアドバイスを聞いた。

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新型コロナウイルスへの対応の中で 教えを支えに日々を過ごす会員たち(34)

国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続き、立正佼成会ではさまざまな集いを控えています。こうした中、会員はどのような思いで過ごしているのでしょうか。それぞれの場で精進を重ね、サンガ(教えの仲間)と心をつないでいる会員の声を紹介します。今回は、大館教会学生部員、静岡教会支部長です。

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認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長 湯浅誠氏 『つながり続ける こども食堂』発刊

本紙連載「幸せをむすぶ『こども食堂』」の著者である湯浅誠氏の『つながり続ける こども食堂』(中央公論新社)がこのほど発刊されました。

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【国連WFP日本事務所代表・ 焼家直絵さん】「なくても与える」――私たちが今、学ぶべき大事な共助の精神

世界最大の人道支援機関である国連世界食糧計画(国連WFP)。立正佼成会一食(いちじき)平和基金も国連WFP協会を通じて長年、食糧支援などに協力している。紛争、自然災害による食料危機が起きた際に、いち早く現地に向かい、支援を行ってきた。その実績が評価され、昨年、ノーベル平和賞を受賞した。その授賞式でも、デイビッド・ビーズリー事務局長は、この時も世界では飢餓が起きていると警告を発した。新型コロナウイルスが流行する中で、世界の現状はどうなっているのか――国連WFP日本事務所の焼家直絵代表に話を聞いた。

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終戦から76年 大聖堂で「戦争犠牲者慰霊・平和祈願の日」式典 (動画あり)

終戦から76年を迎えた8月15日、立正佼成会の「戦争犠牲者慰霊・平和祈願の日」式典が大聖堂(東京・杉並区)で挙行された。同式典は今年から大聖堂のみで行われ、教会長を含めた全会員がインターネットを介して配信された式典の映像を自宅で視聴し、それぞれが戦争犠牲者に慰霊の誠を捧げて平和を祈念することになった。当日、法話に立った庭野日鑛会長は、「大いなる平和」「大いなる調和」を意味する「大和」が、かつて日本の国名であったことに触れ、そこに込められた平和の精神を正しく理解し、後世に伝えていくことが大切と述べた。

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西日本を中心に記録的大雨 各支教区・教会で被災状況の把握や会員の安否確認

停滞する前線の影響で西日本を中心に広い範囲で記録的な大雨が続き、各地で河川の氾濫や土砂崩れなどの被害が出ている。特に、8月11日の降り始めからの総雨量が1000ミリを超える佐賀県では、各地で冠水、家屋の浸水などの被害が発生した。大雨が続く地域の立正佼成会の各教会や支教区では、被災状況の把握や会員の安否確認が行われている。

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原爆投下76年 広島、長崎で慰霊式典 犠牲者を追悼

ヒロシマの祈り捧げ続ける 教会で制作した映像を配信

広島に原爆が投下されてから76回目の「原爆の日」を迎えた8月6日、立正佼成会広島教会は教会道場で「広島原爆殉難犠牲者慰霊供養」を行った。新型コロナウイルス感染予防のため会員は参集せず、インターネットの動画共有サイトを通して式典の模様をライブ配信(会員限定)した。

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