第49回「青年の日」 世界平和を願い 全国各地で青年たちが社会貢献活動に
立正佼成会の「青年の日」が5月20日、全国各地で実施された。これは、本会の青少年部員が地域社会への貢献、世界平和の実現に向けた行動を“菩薩行”として実践するもので、メーンテーマは『大志~社会変革の風をおこそう~』。今年で49回目を迎えた。全国的に好天に恵まれ、青少年部員約1万1000人が活動に参加。市民の協力を得て、「一食(いちじき)ユニセフ募金」や「チャリティーフェスティバル」「清掃奉仕」「アフリカへ毛布をおくる運動」など多彩な活動を展開した。正午には全国一斉に1分間の「平和の祈り」が捧げられた。
本会による「一食研修ツアー カンボジア事業」の一行が「仏教研究復興支援事業」などを視察
立正佼成会による「一食(いちじき)研修ツアー カンボジア事業」(団長=河南有紀泉州教会長)の一行13人が、4月29日から5月6日までカンボジアを訪れ、一食平和基金による支援事業を視察した。
バチカンから見た世界(60) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
戦争は戦争を呼び 暴力は暴力を呼ぶ――教皇
米国のトランプ政権は5月14日、イスラエルの同国大使館をテルアビブからエルサレムへ移転させた。これにより、パレスチナのガザ地区では米国とイスラエルに抗議するパレスチナ人の大規模デモが展開され、鎮圧にあたったイスラエル軍の銃撃などで子供を含む60人が死亡した。翌15日は、70年前のイスラエル建国によって約70万人のパレスチナ人が難民となったことを追憶する「ナクバ(大破局)の日」だったが、この日もパレスチナ人による抗議デモは続いた。