日本の善意がグアテマラの母子に 一食ユニセフ募金が充てられたユニセフの事業を本会職員が視察

立正佼成会の「一食(いちじき)ユニセフ事業視察(グアテマラ)」が2月27日から3月5日まで実施され、本会の職員ら8人が「一食ユニセフ募金」の拠出先の一つであるグアテマラを訪れた。

同国では、5歳未満の子どもの半数が慢性栄養不良状態にあり、社会課題となっている。こうした状況を受け、ユニセフでは、地域の医療機関をはじめ住民の支援ネットワークと協働し、母乳育児の促進、食生活の改善などに取り組んでいる。

今回は、本会が2014年から支援を始めた乳幼児や妊婦の栄養改善事業「『はじめの1000日』キャンペーン」などを中心に視察した。
(後日詳報)





一食ユニセフ募金

「一食を捧げる運動」の精神を一人でも多くの市民に理解してもらうため、世界の人々の平和、幸せを願って行動する仲間を増やしていきたいとの願いをもとに行われている。ユニセフと本会のパートナーシップ事業は、紛争や貧困に苦しむ子どもたちを守るため国際児童年にあたる1979年からスタートした。これまでに街頭募金やチャリティーバザーなどさまざまな活動の中で市民から寄せられた浄財が支援に充てられてきた。現在は、リベリア、シエラレオネ、グアテマラの3カ国で、母親や子どもたちのこころとからだに栄養を注ぐプロジェクトが展開されている。