カルチャー

バチカンから見た世界(1) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

ローマ教皇 「外交は連帯実現の手段」

バチカンは現在、世界182カ国と外交関係を樹立している。毎年1月には、バチカンを担当する各国の外交団とローマ教皇が年頭の挨拶を交わし、席上、各国大使を前に教皇が国際情勢に対する見解を述べる慣習になっている。今年の年頭挨拶は9日に交わされた。

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