幸せをむすぶ「こども食堂」(5) 文・湯浅誠(NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長)
気持ちを盛る“器”
こども食堂は、子どもを真ん中に置きつつも、地域の多くの住民が多世代で交流するみんなの居場所だとお伝えしてきました。このようなこども食堂がわずかな期間に全国に広がったのは、人々がこうした場を求めていた証(あかし)です。それはこども食堂が、「地域や社会、子どもたちの現状に課題意識を持っている人が、その気持ちを盛るための絶好の“器”になっている」ということでもあります。
「私たちの“発”」応援プログラム 今年は特に個人の取り組みを後押し
立正佼成会の「私たちの“発”」応援プログラムが今年も実施される。同プログラムは、教団創立100年に向けた基本構想にある「惜しみなくつながる~菩薩を育てる苗代となる~」(母型=マザープログラム)の精神を踏まえ、各会員が「人の役に立ちたい」という菩提心を行動に移す過程を教会や教団本部が応援するもの。
南多摩教会で周年記念式典
『ありがとう南多摩70年 つなGO未来へ きらきらキラリ』をテーマに、立正佼成会南多摩教会は5月7日と9日に、記念式典の映像を動画共有サイトを通じて会員に配信した。
TKWO 創立60周年記念書籍を発刊
東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)の創立60周年を記念する書籍『東京佼成ウインドオーケストラ60年史』(新潮社図書編集室)が、4月下旬に発刊された。昨年、60周年を迎えたTKWOの原点を振り返り、これまでの歴史を凝縮した一冊になっている。
WCRP日本委青年部会 2023年の発足50周年を見据えオンラインで「青年の集い」
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会青年部会による「青年の集い――つなぐ つなげる One More Jump!」が5月9日、オンラインで開催された。2023年に発足50周年を迎える同部会の歩みを学び、青年による諸宗教対話・協力活動について考えるもの。各教団から19人が参加した。
平教会 誓願や実践目標を記して 教会とサンガつなぐ 真心のはがき
教会とサンガ(教えの仲間)をつなぐ“真心のはがき”――。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて教会参拝が控えられる中、立正佼成会平教会では先ごろ、会員たちが今年の誓願などをはがきに記して教会に送る取り組みが行われた。はがきを受け取った髙橋秀典教会長は、それぞれに感謝や励ましの言葉を添えて返信。会員たちは、自らの誓願と髙橋教会長の言葉を指針として、日々の修行に励んでいる。
水戸教会 生き生きと布教に励む一助に 「教会長だより」の発行を継続 支部も独自にニュースレター
新型コロナウイルス感染症の流行が続く中、立正佼成会水戸教会では、教会に集えない会員のために独自に支部内通信を発行するなど、インターネットツールだけでなく紙媒体を活用してサンガ(教えの仲間)の温かい交流を広げている。
新型コロナウイルスへの対応の中で 教えを支えに日々を過ごす会員たち(29)
国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続き、立正佼成会ではさまざまな集いを控えています。こうした中、会員はどのような思いで過ごしているのでしょうか。それぞれの場で精進を重ね、サンガ(教えの仲間)と心をつないでいる会員の声を紹介します。今回は、韮崎教会支部長、宮田教会少年部長です。
気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(51) 写真・文 浦崎雅代(翻訳家)
タイ移住生活5年間を振り返って(前編) 違いを知り、違いを楽しむ
毎月1回、タイでの体験や学びをエッセーでお届けしてきたこの連載も、来月で最終回となる。この連載が始まったのは、ちょうど私たち家族が新しい人生のスタートを切った頃だった。今回と次回の2回にわたって、これまでの暮らしを振り返り、学びを記していきたいと思う。