「時代」の声を伝えて――文学がとらえた80年(5) 文・黒古一夫(文芸評論家)

敗戦―占領

もう30年ほど前のことになる。大学の授業で「戦争文学」について取り上げた時のこと。1941(昭和16)年12月8日、日本がアメリカ・イギリスなどに宣戦布告して太平洋戦争が始まったことを告げ、1945年8月15日に、「ポツダム宣言」を受諾して満州事変(1931年)以来のアジア太平洋戦争(15年戦争)が終わったという話をすると、講義の最後で一人の学生が手を挙げ、「僕は、今日の授業で初めて日本がアメリカと戦争したことを知りました。それで、どちらの国が勝ったのでしょうか?」と質問されたことがある。

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創立80周年記念式典祝辞 カトリック長崎大司教・髙見三明師

もう半世紀前のこと、カトリックの聖職者を目指して福岡の大神学校に在学中、諸宗教について学んだのがきっかけで、東京に来た折、こちらの大聖堂を訪れたことがございます。仏教なのにお寺の様式ではなく、ヨーロッパのお城か、オペラ座のような建造物に興味をひかれました。実際、ご本尊と共にパイプオルガンが設置してあるのに大変驚きました。

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ロヒンギャ難民支援 物資調達から輸送、配布までを一括で行う国連WFPが現地報告会

国連世界食糧計画(国連WFP)による第1回メディアセミナー「ロヒンギャ難民支援の現場から――サプライ・チェーンから見る人道支援」が2月22日、国連大学(東京・渋谷区)で開催された。国連WFP日本事務所の濵井貢政府連携担当官が現地報告し、メディア関係者、国連職員ら15人が参加した。

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詳報 本会「創立80周年記念式典」 人を慈しみ、時代ひらく歩み重ね

立正佼成会の「創立80周年記念式典」が3月5日、東京・杉並区の大聖堂をはじめ全国の各教会で挙行された。大聖堂での式典には、会員約4000人が参集した。法話に立った庭野日鑛会長は、「仏教精神をひろめ、人を救い、世を立て直す」という庭野日敬開祖の本会創立の精神をかみしめるとともに、教団創立100年に向け、新たな心で布教伝道に取り組む重要性を説いた。式典の様子は国内外の教会・拠点にインターネットで同時中継された。

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創立80周年記念式典祝辞 第二百五十七世天台座主・森川宏映師

本日は立正佼成会さまにおかれましては、昭和13年3月5日に立教されてから80年という記念すべき日を迎えられましたことを、心からお祝い申し上げます。

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立正佼成会 庭野日鑛会長 2月の法話から

2月に行われた大聖堂での式典から、庭野日鑛会長の法話を抜粋してまとめました。(文責在編集部)

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絶対非戦を誓う 新宗連青年会「第26次アジア青年平和使節団」がタイ・ミャンマーを訪問

新日本宗教青年会連盟(新宗連青年会)による「第26次アジア青年平和使節団」(団長・岩渕明大同青年会委員長=松緑神道大和山)が、2月19日から25日までタイとミャンマーを訪れた。立正佼成会を含む5教団から16人が参加した。

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本会創立80周年記念式典 大聖堂をはじめ全国各教会で

立正佼成会の「創立80周年記念式典」が3月5日、大聖堂(東京・杉並区)をはじめ全国各教会で挙行された。大聖堂には、会員約4000人が参集した。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ テナートロンボーン・今村岳志さん Vol.1

日本トップレベルの吹奏楽団として知られる東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)。演奏会をはじめ、ラジオやテレビ出演など、多方面で活躍する。また長年、全日本吹奏楽コンクールの課題曲の参考演奏を行っていることから、特にコンクールを目指す中学生・高校生の憧れの存在でもある。時に彼らの演奏指導にも取り組んでいる。本企画の第7回はテナートロンボーン奏者の今村岳志さん。トロンボーンとの出合いや、奏法について聞いた。

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現代を見つめて(23) 遺族の傍らに寄り添う 文・石井光太(作家)

遺族の傍らに寄り添う

東日本大震災から七年が経った。毎年この季節になると、メディアはあの日の悲しみをふり返り、懸命に生きていく被災者の姿を映し出す。

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