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神道扶桑教・宍野管長が来会 庭野会長と懇談

9月7日、神道扶桑教の宍野史生管長が立正佼成会本部を訪れ、法輪閣(東京・杉並区)で庭野日鑛会長と懇談した。國富敬二理事長、和田惠久巳総務部部長が同席した。

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WCRP日本委女性部会発足40周年記念式典 声なき声に寄り添って

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会女性部会の発足40周年記念式典とパネルトークが9月10日、フォレストテラス明治神宮(東京・渋谷区)で開催された。同記念事業の総合テーマは『ACTION WITH ALL BEINGS~すべての声なき声に寄り添う~』。当日は会場の様子がオンライン中継され、その視聴を含めた同部会会員や各教団の宗教者ら約90人が参加した。

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全国教会長人権学習会 孤立、自殺・自死問題の実態学ぶ

9月7日、「全国教会長人権学習会」がオンラインで開催された。立正佼成会の人権啓発委員会(委員長=和田惠久巳総務部部長)によるもので、仏教精神を基盤に部落差別問題をはじめとする一切の差別の解消を目指し、人権意識の向上を目的に、毎年実施している。今年は、コロナ禍で浮き彫りとなった孤立、自殺・自死問題の実態を学び、宗教者として果たすべき役割や使命を確認することがねらい。

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佼成病院の開院七十周年に寄せて 庭野会長がメッセージ

立正佼成会附属佼成病院(東京・杉並区)が今年、開院70周年を迎えた。これに合わせ、庭野日鑛会長が9月9日、『佼成病院 開院七十周年(新病院八周年)に寄せて』と題するメッセージを同病院におくった。メッセージは全職員に伝えられた。

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「オンライン一食研修ツアー」開催 日本で暮らす難民と交流し学び深める

「オンライン一食(いちじき)研修ツアー」(主管・青年ネットワークグループ)が9月10日、立正佼成会の本部施設(東京・杉並区)で開催され、ツアーの模様は動画共有サイトを通じて会員約200人にライブ配信された。参加者は視聴を通じて難民支援に関する学びを深めるとともに、日本で暮らす難民との交流を通して深刻な難民問題の一端に触れ、平和への思いを新たにした。

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佼成学園「創立記念式典」 庭野学園長が諭告 人との調和はあいさつから

創立68周年を迎えた学校法人佼成学園の「令和4年度創立記念式典」が9月7日、大聖堂(東京・杉並区)で開かれた。新型コロナウイルス感染症対策のため、式典の模様はオンライン配信され、佼成学園中学・高校の生徒1202人、佼成学園女子中学・高校の生徒771人は教室での視聴を通して式典に参加した。

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〈クローズアップ〉北九州支教区「特別青年幹部教育」 共に寄り添う力育む 法座を実践形式で演習

立正佼成会の教団創立100年に向けた教会幹部の育成を目指し、北九州支教区は今年4月から7月、「特別青年幹部教育」と題した独自の教育課程を実施した(全3回)。青年幹部が法座の実践演習を通じて、他者が抱える苦悩に耳を傾け、共に考える中で寄り添っていく力を養うもの。福岡教会を会場に行われ、9教会から20人が参加した。

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英国のエリザベス二世女王が逝去(海外通信・バチカン支局)

「英国の母」と呼ばれたエリザベス二世女王が9月8日、96歳で永眠した。訃報に接したローマ教皇フランシスコは同日、チャールズ三世新国王宛てに弔電を送付。「英国国家とコモンウェルス(英連邦)の善に対する奉仕、責務遂行に関する献身の模範、キリストへの信仰とキリストの約束に対する確固たる希望を示した」と女王を称賛しながら、「心からの哀悼」を表明して「女王の永眠」を祈った。

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バチカンから見た世界(124) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

ロシア正教会を追放すべきか、対話の余地を残すべきか――世界教会協議会

8月31日から9月8日まで、ドイツ南部のカールスルーエで世界教会協議会(WCC)の「第11回世界大会」が開かれた。同大会には、世界120カ国以上にある350を超えるキリスト教諸教会(総信徒数約5億8000万人)から代表者約4000人が参加した。

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共生へ――現代に伝える神道のこころ(19) 写真・文 藤本頼生(國學院大學神道文化学部教授)

御神木のみならず、地域の森林をいかに後世に守り伝えていくか

「鎮守の森」と称される神社を訪れると、田園風景の中にこんもりとした境内林や、大都会のオアシスともなっている明治神宮の森、京都府の賀茂御祖(かもみおや)神社(下鴨神社)の「糺(ただす)の森」など、さまざまな形態が見られる。神社によっては境内に御神木と呼ばれる特定の樹木があり、三峯神社や來宮(きのみや)神社のようにパワースポットとして御利益を求める人々で賑(にぎ)わう例もある。しかし、静岡県掛川市の事任八幡宮(ことのままはちまんぐう)では、数年前に多くの参拝者が訪れて、樹齢500年ともいわれる御神木の楠(くすのき)に手を触れたことで御神木の幹の樹皮が剥がれたり、ハイヒールなどで木の根を踏みつけて樹勢が弱ったりして、結果、御神木の周囲に柵を設けた事例もある。先に掲げた三峯神社では、とにかく御利益にあやかりたいという一方的な願いだけで御神木にだけ触れ、写真を撮って帰る人々が相次ぎ、貼り紙や立て看板を設けて神社への参拝を喚起したようなケースもある。

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