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バチカンから見た世界(37) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
核兵器に対し、連帯の倫理を――ローマ教皇
「平和、安全、安定への希求は、人間の心の奥底から湧き出る願望である。なぜなら、その願望が、人類を一つの家族として創造した神に由来するからだ」。ローマ教皇フランシスコはそう説く。こうした人間の希求が、軍事力によって叶えられることはなく、「ましてや、核兵器や大量破壊兵器によって満たされることは絶対にない」と訴えている。
2017年の「アフリカへ毛布をおくる運動」 2万7326枚がマラウイ、モザンビーク、コンゴ民主共和国へ
今年の「アフリカへ毛布をおくる運動」(主催・同運動推進委員会=立正佼成会も参画)の取り組みで全国から寄せられた毛布の総枚数と配付国がこのほど、同委員会から発表された。
「核兵器禁止条約」署名式に出席して WCRP/RfP日本委の篠原部長に聞く
全ての核兵器の使用、開発、実験、製造、取得、保有、貯蔵、移転などを禁じる「核兵器禁止条約」の署名式が9月20日、ニューヨークの国連本部で行われた。田上富久長崎市長や日本原水爆被害者団体協議会の田中熙巳事務局長らと共に、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の篠原祥哲平和推進部長がオブザーバーとして出席した。篠原部長に、式典の状況や核兵器禁止条約発効への思いを聞いた。
WCRP/RfP日本委 ノーベル平和賞を受賞したICANを祝し談話発表
今年のノーベル平和賞に「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)が選ばれたことを受け、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会は10月10日、杉谷義純理事長名の談話を発表した。タイトルは『核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のノーベル平和賞受賞を祝して』。
カルッツかわさきのオープンイベントで 東京佼成ウインドが「吹奏楽大作戦」
神奈川・川崎市にあるカルッツかわさき(川崎市スポーツ・文化総合センター)のオープン記念イベントの一つとして、10月9日、東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)による「吹奏楽大作戦in川崎」が行われた。演奏会では、学生や音楽愛好家の市民と共演した。
利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(8) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)
戦争回避のための「祈りと対話と行動」
北朝鮮問題が激化し、安倍首相は「国難突破」のためと言って衆議院を解散した。いろいろな争点をメディアは報じるだろうが、圧倒的に大事なのは、戦争と平和、そして立憲主義や民主主義の危機という論点だ。
新潟・十日町市で第41回生誕地まつり 庭野開祖の功績讃え
「第41回生誕地まつり」(主催・生誕地まつり実行委員会)が10月7、8の両日、立正佼成会を創立した庭野日敬開祖の生誕地である新潟・十日町市で開催された。
10月15日に「お会式・一乗まつり」 各教会の練習、熱帯びる
立正佼成会の本部施設(東京・杉並区)周辺で10月15日、「お会式・一乗まつり」が実施される。当日は、本部班をはじめ各支教区や教会などから41隊が、万灯やマトイを中心にした一乗行進を披露する。
TKWO――音楽とともにある人生♪ テューバ・小倉貞行さん Vol.1
日本トップレベルの吹奏楽団として知られる東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)。演奏会をはじめ、ラジオやテレビ出演など、多方面で活躍する。また長年、全日本吹奏楽コンクールの課題曲の参考演奏を行っていることから、特にコンクールを目指す中学生・高校生の憧れの存在でもある。時に彼らの演奏指導にも取り組んでいる。本企画の第2回はテューバ(チューバ)奏者の小倉貞行さん。たまたま入った中学の吹奏楽部から始まった音楽人生や、衝撃を受けた演奏家との出会いなどを聞いた。