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新・仏典物語――釈尊の弟子たち(4)
さあ、行け! 汝がめざすスナーパランタへ
釈尊が祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)に滞在していたときのことです。
弟子の一人であるプンナ(富楼那)が訪ねてきました。プンナはスナーパランタという地方で教えを広めることを決意し、釈尊に別れを告げるために来たのでした。
気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(7) 写真・文 浦崎雅代(翻訳家)
タイの「いただきます」は、自己チェックリスト
手を合わせて、「いただきます!」「ごちそうさまでした!」。
日本の食卓でなじみのあるこのすてきな習慣。残念ながらタイでは見られない。タイでは仏教を信仰する人が多いのだけれど、日本語の「いただきます」や「ごちそうさま」に相当する言葉はない。私という存在が生きるために、他の動植物の生命をいただく。命の連鎖を思い起こさせる“いただきます”――この意味を丁寧にかみしめると、謙虚な気持ちが自然と湧いてくる。
開祖記念館の公開講座 映画監督の千葉氏が講演
立正佼成会の開祖記念館による公開講座「出会いを語る」(全5回)の第5回が9月3日、法輪閣大ホール(東京・杉並区)で行われ、映画監督の千葉茂樹氏が講演した。同講座は、庭野日敬開祖の功績の顕彰が目的。東京西支教区の会員607人が参集した。
【ルポ】歴史に向き合い感じた「戦争」の現実 学生部員が沖縄で平和学習
72年前の1945年9月7日、現在の嘉手納飛行場(沖縄市)がある場所で、米軍と沖縄の日本軍との降伏調印式が行われた。日本で唯一の地上戦となった沖縄戦。日米合わせて20万人以上が命を落とした。このうち、沖縄県民の死者は12万人を超え、県民の4人に1人が犠牲になった。立正佼成会では毎年、全国各地の青年たちが沖縄を訪れ、戦争と平和を考える学習会を実施している。今回、8月18日から20日まで沖縄を訪れた神奈川支教区の中学・高校生、大学生ら111人に同行。学習会の様子と青年たちの学びを紹介する。
バチカンから見た世界(32) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
分断を招く善悪二元論 憂えるイエズス会の機関誌
米国のトランプ政権とバチカンは、なぜ鋭く対立するのか――。イエズス会が発行する雑誌「チビルタ・カトリカ」に8ページにわたって掲載された『福音的原理主義とカトリックの政教一致主義』と題する論説記事は、その解明に迫ったものだ。
第1回日中宗教指導者交流が中国の北京市、雲南省で 庭野会長が出席
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会と中国宗教者和平委員会(CCRP)の合意に基づくプログラム「第1回日中宗教指導者交流」が8月25日から30日まで行われ、同日本委の代表団27人が中国の北京市、雲南省を訪問した。立正佼成会から庭野日鑛会長(同日本委会長、代表団団長)、川端健之理事長(同日本委理事)が参加した。
庭野会長 北京市内の広済寺にある中国佛教協会を訪問 学誠法師と懇談
「第1回日中宗教指導者交流」参加のために北京入りした庭野日鑛会長は8月25日、同市内の広済寺に参拝、境内にある中国佛教協会を訪問した。同寺では、学誠法師(中国佛教協会会長)、演覚法師(同副会長、広済寺住職)に笑顔で迎えられ、懇談の席に臨んだ。
TKWO金管楽器奏者 サントリーホールのリニューアル記念コンサートで演奏
東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)の金管楽器奏者10人が9月1日、サントリーホール(東京・港区)のリニューアルを記念して行われた「ダイワハウススペシャル Reオープニング・コンサート」(主催・サントリーホール)に祝祭アンサンブルとして出演した。
庭野平和財団 貧困の削減に取り組んだ「南アジアプログラム」のブックレットを発刊
『貧困の撲滅』をテーマに2004年から14年まで実施された、庭野平和財団の「南アジアプログラム」の概要と成果がこのほど、ブックレット『祈り、願い、出会い、そして新たなチャレンジへ』にまとめられ、発刊された。