新着
物品寄付でNGO団体の支援を
使わなくなった携帯電話やスマートフォン、貴金属やアクセサリー、カメラや切手など、家庭に眠る「お宝」で、NGO団体の活動を支援することができます。買い取り業者の買い取り額が寄付される仕組みです。詳細は下記ウェブサイトから確認できます。
TKWO――音楽とともにある人生♪ クラリネット・林裕子さん Vol.3
林裕子さんはソロパートを演奏することも多い。最近、過度な緊張を抑えるための秘訣(ひけつ)が見つかったという。さらに、趣味のバレエを通して、ファンへの思いがさらに深まったエピソードを聞いた。
誰も自殺に追い込まれることのない社会へ――地域のつながりが命を守る NPO法人「自殺対策支援センター ライフリンク」代表・清水康之氏
自殺は亡くなり方が衝撃的であるため、最期ばかりが注目されてしまいます。しかし、特別な人が特別な問題を抱えて、突然に自らの命を絶つのではありません。NPO法人「自殺対策支援センター ライフリンク」では、自殺で亡くなった方のご遺族から聴き取り調査をして、自殺の実態について分析しています。この結果から、人が自殺に至る、追い込まれるプロセスには一定の規則性があること、自殺で亡くなった方は平均四つの問題を抱えていたことが分かりました。
WCRP/RfP日本委 災害弱者を支える熊本地震復興支援「おうえんプロジェクトforくまもと」 2017年度支援先を発表
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会は12月5日、「おうえんプロジェクト for くまもと」の2017年度支援先を発表した。
佼成学園女子高 徳久さん、坂谷内さんが文部科学大臣賞 「SGH全国高校生フォーラム」で
佼成学園女子高校の徳久愛華(とくひさあいか)さん(2年)、坂谷内咲里(さかやうちさり)さん(1年)が、11月25日に横浜市で行われた「スーパーグローバルハイスクール(SGH)全国高校生フォーラム」(文部科学省、筑波大学共催)のポスターセッションで、文部科学大臣賞を受賞した。
教団行事などで手話通訳を担う会員有志のサークル「しゅわっち」 発足から20年
立正佼成会東京教区の手話サークル「しゅわっち」が今年、活動開始から20年の節目を迎えた。同教区の会員ボランティアにより発足して以降、現在まで、仏の教えを求める聴覚障がい者のために行動する姿勢を貫く。教団行事や教会式典などで行う手話通訳は、多くの人に喜ばれている。
利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(10) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)
ネットの世界の問題点
政治家たちの行動にその時の心理的状況が現れ、そのような「政治における精神性」が有権者の印象を左右し、衆議院議員総選挙の結果に影響を与えた――そう前回に論じた。このように精神的・倫理的次元は、政治家にとっても、また有権者にとっても重要である。これは、日本に限ったことではない。
釈尊が悟りを開いた意義をかみしめる「成道会」
仏教三大行事の一つで、釈尊が悟りを開いた意義をかみしめ、報恩感謝の心でさらなる菩薩行の実践を誓う「成道会」が12月8日、大聖堂(東京・杉並区)をはじめ全国各教会で行われた。大聖堂には会員約3300人が参集。法話に立った庭野日鑛会長は、「成道」の意義に触れ、当たり前のようにある日常生活への感謝や、子供を育てる家庭環境の大切さを説いた。
バチカンから見た世界(44) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
法句経と聖フランシスコに示された共通の基盤
ミャンマー訪問中のローマ教皇フランシスコは11月19日、同国の国家サンガ大長老会議の指導者と会見した。席上、スピーチを行った教皇は、あらゆるものが関係して存在していることを教える仏教の諸法無我に照らして、人間関係の一致を実現していくには、あらゆる無理解、不寛容、偏見、憎悪を克服していくことが必要と強調した。その上で、「怒らないことによって怒りにうち勝て。善いことによって悪いことにうち勝て。わかち合うことによって物惜しみにうち勝て。真実によって虚言の人にうち勝て」※という法句経の一節と、「主よ、私を平和の道具となさしめてください。憎しみがあるところに愛を、争いがあるところに許しを(中略)、闇あるところに光を、悲しみあるところに喜びを」というキリスト教の聖フランシスコの言葉を引用。「こうした叡智(えいち)が、文化、民族、宗教的確信の違いによって傷ついた人々を癒やし、忍耐と理解を育むための努力に息吹を与え続けていくように」と願った。