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それでいいんだよ わたしも、あなたも(12)最終回 文・小倉広(経営コンサルタント)

本当に変わりたければ、変わるな

僕が勉強を続けているゲシュタルト療法の創始者、精神科医のフレデリック・パールズは次のような言葉を遺(のこ)しています。

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新・仏典物語――釈尊の弟子たち(22)

父祖の思い

急ぎ、謁見(えっけん)の間へ参れ――王から呼び出され王宮の広い部屋に入ると、釈尊が椅子に腰を下ろされていました。その傍らに釈尊の父である王も立っていました。二人に歩み寄ると、ウパーリ(優婆離=うばり)は王に命ぜられました。「さあ、世尊の髪を整えてさしあげよ」。

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唯仏与仏(38) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

お釈迦さまは、在家の信者に対しては、次の五つの「心のタガ」を教えられました。それは、「不殺生(ふせっしょう)戒」「不偸盗(ふちゅうとう)戒」「不邪婬(ふじゃいん)戒」「不妄語(ふもうご)戒」「不飲酒(ふおんじゅ)戒」の「五戒」です。これは、生き物を殺さない、盗みをしない、道ならぬ男女関係を結ばない、うそをつかない、酒を飲み過ぎない、という戒めです。

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えっ、これも仏教語!?(27) 【えんぜつ】演説

本来は、仏が真理や道理などの“教え”を説くことを指しました。

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男たちの介護――(12) 徳田昌平さんの体験を読んで 津止正敏・立命館大学教授

支える仕組みと「気づき」の力

役目を終えた現在だからこそ、分かることもあるのでしょう。「人の輪に支えられて得た静穏な日々」にあるという徳田昌平さん(74)=仮名=の介護体験に学ぶ点は多く、在宅での認知症介護には、介護者を支える仕組みがどうしても必要だということです。

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十日町の伝統行事「子安観音団子まき」で子供たちの歓声響く(動画)

子供たちの健やかな成長を願う新潟・十日町市菅沼の春の伝統行事「子安観音団子まき」。3月16、17の両日に行われ、「山梨県菅沼キッズドリームツアー(菅沼子ども村)」に参加した山梨県下5教会の少年部員ら38人が体験した。

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【アトリエエム株式会社代表取締役・三木啓子さん】パワハラへの取り組みを 企業文化育むチャンスに

職場におけるパワーハラスメントの被害が後を絶たない。平成29年度に都道府県の各労働局に寄せられた相談件数は、過去最多の7万2067件に上った。事態の深刻さを踏まえ、厚生労働省は今年、職場における「パワハラ」防止措置を企業に義務付ける法案を国会に提出する。パワハラをなくしていくには、何が必要か。労働に関わる人権問題に詳しいアトリエエム株式会社の三木啓子代表取締役に対策について聞いた。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ クラリネット・大浦綾子さん Vol.1

日本トップレベルの吹奏楽団として知られる東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)。演奏会をはじめ、ラジオやテレビ出演など、多方面で活躍する。また長年、全日本吹奏楽コンクールの課題曲の参考演奏を行っていることから、特にコンクールを目指す中学生・高校生の憧れの存在でもある。本企画の20人目に登場するのは、クラリネット奏者の大浦綾子さん。今回は、吹奏楽との出合い、クラリネットを始めるきっかけなどについて聞いた。

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ミンダナオに吹く風(26)最終回 ゆめポッケをめぐる旅の終焉 写真・文 松居友(ミンダナオ子ども図書館代表)

ゆめポッケをめぐる旅の終焉

今回の「ゆめポッケ」調査の最後に、立正佼成会の方々をマキララの山岳地帯の奥にあるマロゴン村にご案内した。四輪駆動のトラックに乗って、平地に果てしなく広がるバナナプランテーション農場を抜け、山麓から谷沿いに山に入り、熱帯樹の生い茂るジャングルを抜けて登っていく。すると、人が住んでいるとは思えない山奥に、先住民や貧しい人々が集まって住んでいる集落がいくつもあった。

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唯仏与仏(37) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

法華経の「譬諭品(ひゆほん)」には、「諸苦(しょく)の所因(しょいん)は 貪欲(とんよく)これ本(もと)なり」と説かれています。つまり、さまざまな「苦」の原因、悩みの原因になっているのが「貪欲」です。その「貪欲」をなくすれば、悩みや苦しみはすっかり消えてしまうのです。

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