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パレスチナ自治区ガザ地区での人道支援に本会一食平和基金から緊急拠出

パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラーム過激派組織ハマスとイスラエルの軍事衝突が激化し、多数の死傷者が出ている。この事態に対し、立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会(委員長=熊野隆規教務部部長)はこのほど、人道支援として計1500万円の緊急拠出を決定した。

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「開祖さま生誕会」庭野会長が法話 紡がれたいのち尊び、日常を大切に(動画あり)

立正佼成会を創立した庭野日敬開祖の生誕を祝うとともに、その遺徳をかみしめ、世界平和の実現に向けて菩薩行実践の誓いを新たにする「開祖さま生誕会」が11月15日、大聖堂(東京・杉並区)はじめ全国各教会で開催された。大聖堂には、会員約1300人が参集。式典の様子はインターネットを通じてライブ配信(会員限定)された。

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第23回日中韓仏教友好交流会議 韓国ソウル大会 三国仏教徒が平和の誓い

「第23回日中韓仏教友好交流会議 韓国ソウル大会」が11月7日、韓国・ソウル市で開催され、日本、中国、韓国の僧侶や信徒など約300人が参加した。立正佼成会から、日中韓国際仏教交流協議会常任理事の中村憲一郎京都教会長(本会参務)、同常任理事で事務局次長の澤田晃成参務、韓国立正佼成会の李幸子教会長をはじめ本会の会員ら23人が出席した。

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佼成学園中学・高校「渦潮祭」収益金を本会に寄付 浄財は本会一食平和基金を通じパレスチナ・ガザ地区の人道危機緊急支援へ

佼成学園中学・高等学校の青木謙介学校長と同高校の生徒会代表者ら5人が11月10日、立正佼成会本部の事務庁舎(東京・杉並区)を訪れ、今秋に催された文化祭「第67回渦潮祭」での収益金58万4487円を本会に寄付した。國富敬二理事長が応対した。

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東京佼成ウインドオーケストラ 「2024―25シーズンラインナップおよび新指揮者等体制」発表

11月13日、東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)の「2024―25シーズンラインナップおよび新指揮者等体制」記者発表会が、ステーションコンファレンス池袋(東京・豊島区)で行われた。TKWOの勝川本久理事長、大井剛史正指揮者、林田祐和コンサートマスターが登壇し、来年度の活動方針やコンサートスケジュールなどを発表した。

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仏教・キリスト教対話会議 世界を癒やすための七つの行動を提唱(海外通信・バチカン支局)

バチカン諸宗教対話省は11月13日から16日、タイ・バンコクで、同国の仏教大学、諸教団、財団、そして、現地のカトリック司教会議と協力し、「第7回仏教・キリスト教間対話会議」を共催した。『傷ついた人類と地球の癒やしを求めての対話における悲(カルナ)と愛(アガペ)』をテーマにした2宗教間における対話会議には、カンボジア、香港、インド、日本、英国などから、約150人の宗教指導者や専門家が参加。アジアのカトリック司教会議連盟も代表者を派遣した。

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人と人とのつながりが「いざ」という時、いのちを守る――信仰活動と防災力

立正佼成会では創立以来、基本信行の一つとして、人との出会いを機縁にして教えを学ぶ「手どり」修行を大切にしてきた。相手の生活状況や家族構成などを踏まえながら関係を構築していく「手どり」は、信仰活動だけでなく、“いざ”という時、安否確認や物資支援といった生命を守る「防災力」になる。地震、台風、噴火など、いつ起きるか分からない自然災害で、水や食料などの備蓄以上に不可欠なのが人とのつながりだ。緊急時の助け合い「共助」を念頭に置き、普段から総手どりに取り組む2教会の事例と識者の談話を併せて紹介する。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(80) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

政治哲学から見る旧統一教会への解散命令請求

文部科学省は、民法上の不法行為を根拠に、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への解散命令を東京地裁に請求した(10月13日)。宗教法人法における「報告徴収・質問権」を7回にわたって行使し、教団からの資料収集や元信者への聞き取りを行い、この決定に至ったのである。

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バチカンから見た世界(143) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

3宗教間の融和なくして中東和平は実現できない(2)―中東カトリック指導者の糾弾―

イスラエルとパレスチナ領ガザ地区を実効支配するイスラーム過激派組織ハマスとの間で戦闘が始まってから、40日(11月15日現在)が過ぎた。伊カトリック司教会議通信社「SIR」によると、カトリック教会の聖地(エルサレム)管理局のイブラヒム・ファルタス神父は、「私たちアラブ人は、40日後に死者を追悼する」「ユダヤ人が、約束の地に到着するまでに、シナイ半島の砂漠を放浪したのは40年間だった」「キリストが砂漠で孤独、飢え、誘惑と闘ったのは40日間だった」「(イスラエル軍が2002年のインティファーダ=抵抗運動=で蜂起したパレスチナ人戦闘員を捕獲するために)キリストの生誕教会を包囲したのは40日間だった」と指摘し、“40”という因縁に沿ってイスラエルとハマス間での戦闘が終われば、それは「神からの恩恵だ」と願望を表明したという。

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立正佼成会 庭野日鑛会長 10月の法話から

10月に大聖堂で行われた式典から、庭野日鑛会長の法話を抜粋しました。(文責在編集部)

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