特集
【ルポ】苦難乗り越える人々の力に 一食研修ツアーでスリランカ紛争帰還民支援事業視察
立正佼成会による一食(いちじき)研修ツアー「スリランカ紛争帰還民支援事業」が7月31日から8月6日まで実施され、本会会員ら12人がスリランカを訪問した。同国は26年間に及ぶ内戦により甚大な被害を受けた。本会一食平和基金は、パートナー団体であるNPO法人「JEN」(ジェン)を通じて、2009年から北部地域で帰還民支援を開始した。内戦の終結から8年。人々の生活状況や事業の現状を、ツアーの内容とともに紹介する。
【ルポ】歴史に向き合い感じた「戦争」の現実 学生部員が沖縄で平和学習
72年前の1945年9月7日、現在の嘉手納飛行場(沖縄市)がある場所で、米軍と沖縄の日本軍との降伏調印式が行われた。日本で唯一の地上戦となった沖縄戦。日米合わせて20万人以上が命を落とした。このうち、沖縄県民の死者は12万人を超え、県民の4人に1人が犠牲になった。立正佼成会では毎年、全国各地の青年たちが沖縄を訪れ、戦争と平和を考える学習会を実施している。今回、8月18日から20日まで沖縄を訪れた神奈川支教区の中学・高校生、大学生ら111人に同行。学習会の様子と青年たちの学びを紹介する。
特集◆相模原事件から1年――私たちに突き付けられたものは?(3) 仏教・山崎龍明師
昨年7月、神奈川・相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で、入所者19人が殺害され、職員を含む26人が重軽傷を負う事件が起きた。元職員の被告(事件当時26歳)は事件前に、大島理森衆議院議長(当時)に宛て、自身の犯行は社会的に正当であるといった内容の手紙を送っている。事件後には、被告の感情の一部を肯定するかのようなインターネット上の書き込みも散見された。残忍な事件が起きた社会的背景について、宗教者を中心に話を聞く本特集。第3回は、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会平和研究所所長で、浄土真宗本願寺派法善寺前住職、武蔵野大学名誉教授の山崎龍明師にインタビューした。
この連載の記事一覧佼成学園・監督対談 女子ハンドボール部石川監督×男子アメリカンフットボール部小林監督 『勝利に導く指導力』(前編)
今夏のインターハイで優勝した佼成学園女子高校ハンドボール部と、昨年末のクリスマスボウルで初優勝を果たした佼成学園高校アメリカンフットボール部「ロータス」。部を率いる石川浩和監督と小林孝至監督は、それぞれ指導者として20年以上のキャリアを持つ。『勝利に導く指導力』をテーマに特別対談を開催し、両監督に話を聞いた。(文中敬称略)