特集

地域の非営利団体に協力する「一食地域貢献プロジェクト」(14) 学校法人アジア学院 アジア農村指導者養成専門学校(那須教会が支援)

世界50カ国の青年に有機農業を伝える

豊かな泉質の温泉郷で全国に知られる那須塩原市。栃木県北部に位置する観光地に農村指導者の養成と訓練を行うアジア学院はある。

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鼎談 『いま、宗教者にできること』――北朝鮮情勢に対して

『いま、宗教者にできること』をテーマに、緊迫する北朝鮮情勢や衆議院選挙を踏まえての鼎談(ていだん)がこのほど、立正佼成会本部(東京・杉並区)で行われた。出席者は、千葉大学大学院の小林正弥教授、本会の庭野光祥次代会長、中村憲一郎常務理事。国内外の現状をはじめ、戦争を回避し、平和を実現する道筋や、そのための宗教者の役割などについて意見が交わされた。(本文敬称略)

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【特別インタビュー 第34回庭野平和賞受賞者 ムニブ・A・ユナン師】 聖地エルサレムで、諸宗教対話による平和の実現に尽くす

「第34回庭野平和賞」を受賞した「ルーテル世界連盟」(LWF)名誉議長で、「ヨルダン及び聖地福音ルーテル教会」(ELCJHL)監督のムニブ・A・ユナン師(67)へのインタビューが7月27日、東京・港区の国際文化会館で行われた。聞き手は庭野平和財団の庭野浩士理事長が務めた。同師はキリスト教の信仰を基に、全ての人に慈しみの心で接し、諸宗教対話を通して中東和平の実現に尽力。当日は、エルサレムの状況とともに、平和教育と宗教者の役割、諸宗教対話・協力の可能性になどについて話を聞いた。(敬称略)

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地域の非営利団体に協力する「一食地域貢献プロジェクト」(13) NPO法人「心に響く文集・編集局」(福井教会が支援)

心の叫びに耳を傾け、自殺企図者を保護

福井県東尋坊(とうじんぼう)は、高さ25メートルもの断崖が連なる景勝地だが、一方で、“自殺の名所”という顔もある。この地で平成16年から自殺防止活動に取り組むのが、NPO法人「心に響く文集・編集局」だ。

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【ルポ】苦難乗り越える人々の力に 一食研修ツアーでスリランカ紛争帰還民支援事業視察

立正佼成会による一食(いちじき)研修ツアー「スリランカ紛争帰還民支援事業」が7月31日から8月6日まで実施され、本会会員ら12人がスリランカを訪問した。同国は26年間に及ぶ内戦により甚大な被害を受けた。本会一食平和基金は、パートナー団体であるNPO法人「JEN」(ジェン)を通じて、2009年から北部地域で帰還民支援を開始した。内戦の終結から8年。人々の生活状況や事業の現状を、ツアーの内容とともに紹介する。

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特集◆相模原事件から1年――私たちに突き付けられたものは?(4) ドキュメンタリー映画監督・森達也氏

昨年7月、神奈川・相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で、入所者19人が殺害され、職員を含む26人が重軽傷を負う事件が起きた。元職員の被告(事件当時26歳)は事件前に、大島理森衆議院議長(当時)に宛て、自身の犯行は社会的に正当であるといった内容の手紙を送っている。事件後には、被告の感情の一部を肯定するかのようなインターネット上の書き込みも散見された。この事件が起きた社会的背景について、3人の宗教者に話を聞いてきた。最終回では、事件とその後の報道を見つめてきたドキュメンタリー映画監督の森達也氏に、私たちが目を向けるべき課題について聞いた。

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【ルポ】歴史に向き合い感じた「戦争」の現実 学生部員が沖縄で平和学習

72年前の1945年9月7日、現在の嘉手納飛行場(沖縄市)がある場所で、米軍と沖縄の日本軍との降伏調印式が行われた。日本で唯一の地上戦となった沖縄戦。日米合わせて20万人以上が命を落とした。このうち、沖縄県民の死者は12万人を超え、県民の4人に1人が犠牲になった。立正佼成会では毎年、全国各地の青年たちが沖縄を訪れ、戦争と平和を考える学習会を実施している。今回、8月18日から20日まで沖縄を訪れた神奈川支教区の中学・高校生、大学生ら111人に同行。学習会の様子と青年たちの学びを紹介する。

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佼成学園・監督対談 女子ハンドボール部石川監督×男子アメリカンフットボール部小林監督 『勝利に導く指導力』(後編)

今夏のインターハイで優勝した佼成学園女子高校ハンドボール部と、昨年末のクリスマスボウルで初優勝を果たした佼成学園高校アメリカンフットボール部「ロータス」。部を率いる石川浩和監督と小林孝至監督は、それぞれ指導者として20年以上のキャリアを持つ。『勝利に導く指導力』をテーマに対談の場を設け、両監督に話を聞いた。(文中敬称略)

(前編から続く)

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特集◆相模原事件から1年――私たちに突き付けられたものは?(3) 仏教・山崎龍明師

昨年7月、神奈川・相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で、入所者19人が殺害され、職員を含む26人が重軽傷を負う事件が起きた。元職員の被告(事件当時26歳)は事件前に、大島理森衆議院議長(当時)に宛て、自身の犯行は社会的に正当であるといった内容の手紙を送っている。事件後には、被告の感情の一部を肯定するかのようなインターネット上の書き込みも散見された。残忍な事件が起きた社会的背景について、宗教者を中心に話を聞く本特集。第3回は、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会平和研究所所長で、浄土真宗本願寺派法善寺前住職、武蔵野大学名誉教授の山崎龍明師にインタビューした。

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地域の非営利団体に協力する「一食地域貢献プロジェクト」(12) 市民団体「雨にも負けずプロジェクト」(春日井教会が支援)

夢や希望を持ち のびのび成長してほしい

愛知・春日井市の市民団体「雨にも負けずプロジェクト」は、小学校の長期休暇中に年3回、福島県に住む子供たちを同市に招き、「福島っ子キャンプ」を開催している。

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