企画「一食地域貢献プロジェクト」
地域の非営利団体に協力する「一食地域貢献プロジェクト」(15=最終回) NPO法人「共育ファシリテーション・プロローグ」(広島教会が支援)
不登校児童・生徒がゼロになるよう願い
不登校の小・中学生への個別学習指導のほか、集団生活が苦手な生徒が通う通信制高校の運営、引きこもる子供の自宅に出向いての学習サポートや親へのカウンセリングを実施するNPO法人「共育ファシリテーション・プロローグ」。朝10時、広島市内の雑居ビルの一室にあるフリースクールに、小・中学生数人が集まってきた。パーテーションで仕切られた席で、各自が勉強したい科目の教科書を広げ、スタッフの指導を受ける。
地域の非営利団体に協力する「一食地域貢献プロジェクト」(13) NPO法人「心に響く文集・編集局」(福井教会が支援)
心の叫びに耳を傾け、自殺企図者を保護
福井県東尋坊(とうじんぼう)は、高さ25メートルもの断崖が連なる景勝地だが、一方で、“自殺の名所”という顔もある。この地で平成16年から自殺防止活動に取り組むのが、NPO法人「心に響く文集・編集局」だ。
地域の非営利団体に協力する「一食地域貢献プロジェクト」(12) 市民団体「雨にも負けずプロジェクト」(春日井教会が支援)
夢や希望を持ち のびのび成長してほしい
愛知・春日井市の市民団体「雨にも負けずプロジェクト」は、小学校の長期休暇中に年3回、福島県に住む子供たちを同市に招き、「福島っ子キャンプ」を開催している。
地域の非営利団体に協力する「一食地域貢献プロジェクト」(11) 障害者の就労事業所「スマイルコーン」(津教会が支援)
情熱を込めて通所者に農業技術伝える
築百年を超える古民家には、午前9時半を過ぎると青年らが次々と集まってくる。一般社団法人「一志パラサポート協会」が運営する障害者の就労事業所「スマイルコーン」は、農地が広がる自然豊かな町の一角にある。三重県津市榊原町で平成27年に開設され、知的・精神的な障害のある18歳から65歳までの14人が通所し、農作業などにいそしんでいる。
地域の非営利団体に協力する「一食地域貢献プロジェクト」(9) 安城の三河万歳保存会(安城教会が支援)
舞い継がれていく伝統の技と心
「♪銭やお金が、ざくざくざくにぃはぁ。おお、ざくざく」「へへ、ざくざく」。太夫の陽気な歌声に才蔵が掛け合い、鼓を打つ。太夫と才蔵の満面の笑みにつられ、観衆からも笑みがこぼれる。6月下旬、540年の歴史を持つ「三河万歳(まんざい)」の演目の一つ、『三羽鶴の舞』が愛知県内の公民館で披露された。
地域の非営利団体に協力する「一食地域貢献プロジェクト」(8) NPO法人クレセール心の相談室(北教会が支援)
「先生、こんにちは!」「今日のおやつは何?」。東京・北区にあるJR赤羽駅から程近いビルの2階。発達障害などで療育が必要な児童や生徒を放課後に預かる通所施設「クレセール心の相談室」には、夕方になると、子供たちの元気な声が響きわたる。
地域の非営利団体に協力する「一食地域貢献プロジェクト」(7) 児童養護施設「おさひめチャイルドキャンプ」(伊那教会が支援)
「ただいま!」。午後3時を過ぎ、子供たちが学校から帰ってくると、途端に園内がにぎやかになった。「おかえりなさい!」と、子供たちを迎える職員も、みんな笑顔だ。
地域の非営利団体に協力する「一食地域貢献プロジェクト」(6) NPO法人「かながわ難民定住援助協会」(大和教会が支援)
難民の生活を支援するNPO法人「かながわ難民定住援助協会」で4月中旬、一本の電話が鳴った。県内の私立高校に子供を通わせている難民定住者の母親からで、子供が海外研修に行くが、ビザの取り方が分からず困っている、という相談だった。