新型コロナウイルスの対応の中で 教えを支えに日々を過ごす会員たち(14)

国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続き、立正佼成会ではさまざまな集いを控えています。こうした中、会員はどのような思いで毎日を過ごしているのでしょうか。それぞれの場で精進を重ね、サンガ(教えの仲間)と心をつないでいる会員の声を紹介しています。今回は、北教会壮年部長と中津川教会主任です。

病を通し、家族への感謝の念が

北教会壮年部長(66歳・男性)

今年5月下旬、胸の苦しさが続いたので佼成病院を受診したところ、急性心筋梗塞と診断され、緊急手術を受けました。発見が遅ければ、命にかかわる状況だったと医師から伺い、自分は仏さまに護(まも)られ、生かされたのだと強く感じました。

手術後の入院生活は2週間に及び、この間は新型コロナウイルスの影響で面会謝絶でしたが、サンガの皆が私のために病気平癒の祈願供養をしてくれていたと聞き、とても勇気づけられました。

入院中は人生を振り返ることもできました。信仰2代目の私は、物心ついた頃から教会道場に通うのが当たり前でした。これまで大聖堂の聖壇のお役も35年間させて頂いています。しかし、結婚して子供が生まれた後も、そして歳(とし)を重ねた今も、信仰を基にした生活を心がけ、お役を続けられる環境に恵まれたのは、家族の支えがあったからこそだと気づき、心の底から感謝の念が湧きました。

会長先生は今年の『年頭法話』で、自分が身を置く場所の全てが「道場」であり、特に家庭で教えを実践する大切さを説かれました。今は教会に参拝できませんが、病が気づかせてくれた家族への感謝を言葉で伝え、行動で示していく機会を頂いたのだと前向きに捉え、家庭という「根本道場」でしっかり精進させて頂きます。そして、ウイルスとの共生が求められる時代に、どのようにして教えを伝えていくかを、壮年部の仲間と一緒に考えていきます。

心通わせたいとスマホに挑戦

中津川教会主任(83歳・女性)

山間部で息子夫婦と暮らしています。外出も教会活動も自粛となると、昼間は一人きりです。誰とも会えない、会話もないという日が続き、社会から取り残されたようで孤独でした。楽しみにしていた機関誌も止まってしまい、ついにスマートフォンを持つ決意をしました。

息子や若い主任仲間に習いながら使い始めましたが、思うように操作できず、「八十過ぎて何をしているんだ」と周りにからかわれもしました。それでも、サンガの皆さんとつながりたいという一心で、頭をパンクさせながらもLINE(ライン)を始めたところ、とても驚きました。教会や支部の情報が送られてくるのです。スマホを使うことで、ご命日には大聖堂の映像を見ることができ、ご本尊さまを拝みながらご供養ができます。「もういいや」と諦めず、挑戦したからこそ得られた感動でした。

LINEでの支部会議や法座に参加できたことも誇らしい出来事です。最近では周りから「大したもんだ」と褒められるようになりました。画面が映らないなど操作では今も四苦八苦していますが、毎朝届くサンガの「私の気づき」を読むのが楽しく、それぞれの場所でみんな頑張っているんだと励まされています。スマホを持つ地区の会員さんにはLINEを勧めています。会えなくても、お互いに毎日気軽に声を掛け合えるようになりたいからです。

年齢を重ねても学ぶ姿勢を忘れずにと、会長先生はいつも教えてくださいます。その言葉を大切にして、ますます精進に励みます。

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