新型コロナウイルスの対応の中で 教えを支えに日々を過ごす会員たち(11)

エッセンシャルワーカーに感謝や応援のメッセージを送る取り組みが全国各地で行われている(写真は埼玉県の親子)

国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続き、立正佼成会ではさまざまな集いを控えています。こうした中、会員はどのような思いで毎日を過ごしているのでしょうか。それぞれの場で精進を重ね、サンガ(教えの仲間)と心をつないでいる会員の声を紹介しています。今回は、品川教会青年婦人部員と八戸教会青年男子部長です。

清掃局の方への感謝忘れず

品川教会青年婦人部員(29歳・女性)

今年の「青年の日」は、会員それぞれが社会や世界に役立つことを考え、取り組むことになりました。わが家では身近にできる実践として、小学4年生の長男と家庭ごみの出し方について語り合いました。長男はテレビを見て知ったらしく、外出自粛で家庭ごみの量が増えたことや、ごみ袋の結び口から使用済みマスクがはみ出るなどして清掃局の職員が感染リスクにさらされていることなどを話してくれました。

「私たちにできることは何だろうね?」。そう尋ねると、長男は「使い捨てマスクはビニール袋に入れてからごみ袋に捨てよう」と提案してくれました。以来、わが家での習慣になっています。

長男は清掃局の方に感謝の手紙も書きました。

『いつもわたしたちのためにゴミをかたづけてくださり、ありがとうございます。コロナにまけないで、これからもがんばってください!』

手紙はごみ置き場の扉に貼りました。近所の方からのメッセージも見受けられ、皆さんも同じ思いでいたのだと知り、温かい気持ちになりました。後日、報道番組で清掃局内の壁に住民からの手紙が貼り出されているのを知りました。職員さんは、その手紙を励みにしてくださっているようです。私たちの思いが伝わっているように感じ、うれしくなりました。

今後も、清掃局の方々への感謝を忘れず、家族で声を掛け合い、ごみの出し方に気をつけていきたいと思います。

今こそ声を掛けてつながる時

八戸教会青年男子部長(31歳・男性)

教会活動の自粛によりサンガに会えない日々が続く中で、3月末にある壮年さんから、『元気か?』とメールが来ました。壮年さんは以前、青年男子部長を務めていたこともあり、後輩の私にいろいろアドバイスをしてくださいます。でも、口調が厳しいと感じてしまい、私はこれまで、その言葉を素直に受け取れませんでした。

この日のメールには、『部員さんに励ましや元気になる言葉掛けを頑張りましょう。今がチャンス。君が輝く時、部員さんも輝く』とつづられていました。これまでにない、応援してくださっている文面に、驚き、壮年さんの優しさが身に染みて、心が温かくなりました。

メールを読み、今までの自分を振り返ると、部員に対して連絡事項を伝えるだけになりがちで、手どりに行っても、話すことは行事の誘いばかりでした。そうした姿勢を見つめ直し、一人ひとりの思いに寄り添うことを目標にしました。「元気?」「マスクは足りている?」。電話やSNSでそんな言葉を掛けていくと、次第に部員たちもコロナ禍の中での仕事の状況や、不安な心の内を話してくれるようになり、「部長さんも頑張ってください」と励ましの言葉を掛けてくれました。

当たり前に会えない状況だからこそ、心と心のつながりを実感できました。これも先輩の壮年さんのおかげだと深く感謝することができました。今後も部員に寄り添うことを心がけていきます。