新型コロナウイルスの対応の中で 教えを支えに日々を過ごす会員たち(7)

国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続き、立正佼成会ではさまざまな集いを控えています。こうした中、会員はどのような思いで毎日を過ごしているのでしょうか。それぞれの場で精進を重ね、サンガ(教えの仲間)と心をつないでいる会員の声を紹介しています。今回は、ローマセンター青年婦人部員と三鷹教会青年総務。

欧州の会員 三部経でつながる

ローマセンター青年婦人部員(34歳・女性)

イタリア人の夫、4歳の娘と北イタリアのミラノに住んでいます。新型コロナウイルスの感染者、犠牲者が国内で最も多い地域で、知人も亡くなり、死と隣り合わせの怖さを感じます。移動制限措置が出され、パトカーやヘリコプターによる厳しい監視が続き、最近まで物々しい雰囲気でした。不要な外出をすると罰せられるため、自宅にとどまる生活が2カ月続きました。現在は規制が緩和されたのですが、町の至る所に人が集まり、再び感染が広がるのでは、と心配しています。

そうした中、佼成会のローマセンターが中心となり、欧州の会員をオンラインでつなぎ、感染症の犠牲になった方の冥福を祈る『法華三部経』の通読供養が行われました。私も〈今できることをさせて頂きたい〉と、導師のお役を誓願し、日本から持参した祖母の三部経を手に、ご供養をさせて頂きました。導師をつとめさせて頂いた時は欧州に暮らす会員の皆さんの思いを強く感じ、「外国の地で自分は一人ではない」と、心が温かくなりました。また、支えてくれる家族や欧州のサンガ、心配して連絡をくれ、励ましてくれた日本のサンガや友人たちの顔が思い浮かび、感謝を深めることができました。この通読供養を通し、改めてローマに布教拠点がある有り難さを実感し、自分自身の心の依りどころだということを再認識させて頂きました。

これからも、家族と共に今生かされていることの有り難さをかみしめながら、毎日を大切に過ごしていきます。

体操動画で皆に元気届けたい

三鷹教会青年総務(40歳・女性)

スポーツジムでトレーナーとして働いています。新型コロナウイルスの感染拡大で、3月初めにジムは休業になりました。ジム再開のめどは立たず、自宅待機が続き、収入面など今後の生活がとても心配でした。

不安な思いを教会長さんに打ち明けると、「まずは朝夕のご供養を通して、一日の生活リズムをしっかりと調(ととの)えることが大切ですね」とアドバイスを頂きました。そして、こんな時こそ仕事を生かして、家でできるストレッチや体操を会員さんにお伝えしてみてはどうかと勧められました。

外出を控え、家にいる時間が長くなると、運動不足になり、ストレスもたまりがちです。誰でも簡単にできる体操をお伝えできれば、皆さんの気分転換に役立ち、元気になってもらえるのではないかと思いました。

青年女子部長さんの協力を得て、撮影した体操の動作に解説を加えた動画を制作し、サンガの皆さんに送らせて頂きました。プリントしたものも約300部作り、支部を通して皆さんにお届けしました。評判も上々で、喜びの声を頂いています。

青年部では、オンライン法座を開いて「青年の日」に向けた話し合いをしたり、お互いの近況を伝えて励まし合ったりしてきました。「緊急事態宣言」が解除され、スポーツジムも再開します。今後も、皆さんと心を一つにして、明るく前向きに生活していきたいと思います。