新型コロナウイルスの対応の中で 教えを支えに日々を過ごす会員たち(4)

国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続き、立正佼成会ではさまざまな集いを控えています。こうした中、会員はどのような思いで毎日を過ごしているのでしょうか。それぞれの場で精進を重ね、サンガ(教えの仲間)と心をつないでいる会員の声を紹介しています。今回は、山形教会青年男子部長と福山教会学生部員。

祈り込め自発的に実践を

山形教会青年男子部長(40歳・男性)

山形県では感染者の報告が出るまでは、感染の恐ろしさに対し、あまり実感が持てませんでした。ところが3月31日、初めて感染者が確認され、さらに政府から「緊急事態宣言」が発令されて以降は、緊迫感が日に日に高まっています。

青年部の仲間とSNSのグループをつくり、連絡を取り合うと、みんなも先の見えない状況に不安を感じていました。また、今年の「青年の日」は集団での活動が自粛となったことで、多くの仲間が、もどかしさを抱えてもいました。

私はみんなの気持ちを受けとめながら、その思いを大切にして、一人ひとりが自発的に「青年の日」の取り組みを進めていこうと伝えました。今年の「青年の日」では、国連のSDGs(持続可能な開発目標)が取り組みのテーマの一つとして打ち出されていて、これは個人でもできる活動だと思ったからです。

インターネットで調べてみると、マイボトルやマイバッグの実践は、プラスチックごみの減量につながります。また、例年実施してきた献血活動も社会貢献の一環であり、「今年は安全に気を配りながら、一個人として献血ルームに足を運ぼう」と皆に呼び掛けています。

こうした時だからこそ、与えられた条件の中で青年部の仲間と知恵を出し合い、共に祈りながら行動していきます。

「人の役に立つ」を心がけ

福山教会学生部員(19歳・女性)

学習塾でアルバイトをしながら、教師を目指して大学に通っています。新年度を迎えましたが、小中学校、高校は休校が続き、〈子供たちの学習機会が失われていく〉〈塾も閉鎖になるのでは〉と不安を感じています。

子供たちには、「体調はどう?」「勉強は大丈夫?」と、できるだけ声を掛けるようにしています。外出や友達との触れ合いが制限され、日常が一変したことで、ストレスを抱えているように感じるからです。でも話を聞くと、普段できないことを自宅でしていて、自分なりに楽しみを見つけて毎日を過ごしている子がたくさんいました。そんな姿から、悪影響ばかりにとらわれず、現状の中でできることに前向きに取り組む大切さを教えられます。

私は時間にゆとりができたことで、教師の父との会話が増え、塾での出来事や教員採用試験のこと、子供たちとの接し方、教師という仕事についてなど、じっくり話をすることができました。父が私に期待してくれていることを感じることができ、「教師になりたい」という思いをさらに強くしました。

現状では、いつになったら子供たちが安心して学校に通える日が来るか分かりません。大変な時ですが、だからこそ、教会で教えて頂いてきた「人の役に立つ」ことを心がけたいと思っています。子供たちの心身の健康を気遣いながら、みんなが明るく笑顔でいられるよう触れ合いを重ねていきます。

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