現代を見つめて

現代を見つめて(72) 沖縄の光と影 文・石井光太(作家)

沖縄の光と影

五月十五日で、沖縄は本土復帰五十年を迎えた。

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現代を見つめて(71) 難民と共に生きる 文・石井光太(作家)

難民と共に生きる

ウクライナへのロシアの軍事侵攻が苛烈さを増している。二〇二二年四月十七日時点で、ウクライナ難民の数は五百万人を超えたという。

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現代を見つめて(70) ニュースで知る紛争 文・石井光太(作家)

ニュースで知る紛争

ロシアによるウクライナへの侵攻が日増しに激化している。メディアが報じるニュースの内容はおぞましく、信じがたいものばかりだ。

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現代を見つめて(69) つながりと孤立 文・石井光太(作家)

つながりと孤立

昨年日本は、イギリスに次いで世界で二番目となる「孤独・孤立対策担当大臣」を設けた。様々な社会問題の根っこに孤独・孤立があるとし、予防と解決に向けて動き出したのだ。

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現代を見つめて(68) 他者の声を聴く 文・石井光太(作家)

他者の声を聴く

二〇二二年は寅年(とらどし)だ。みなさんが、今年もらった年賀状の虎の絵は何色で描かれているだろうか。

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現代を見つめて(67) 地球の非常事態 文・石井光太(作家)

地球の非常事態

先ごろ、イギリスで国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)が開催された。これに参加した環境活動家のグレタ・トゥーンベリさん(18)が、次のような言葉を発した。

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現代を見つめて(66) 「事実のない世界」 文・石井光太(作家)

「事実のない世界」

フィリピンのインターネットメディア「ラップラー」のマリア・レッサ代表が、本年度のノーベル平和賞を受賞した。

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現代を見つめて(65) 教育が未来をつくる 文・石井光太(作家)

教育が未来をつくる

アフガニスタンの政権がタリバンの手に渡った。タリバンは国内で一定の支持を得ている一方、女性の権利を剝奪(はくだつ)しかねないなど負の側面も懸念されている。

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現代を見つめて(64) 依存症からの脱却 文・石井光太(作家)

依存症からの脱却

東京五輪以降、日本各地で緊急事態宣言が延長されたり、まん延防止等重点措置が新たに適用されたりすることで、外出自粛の空気が高まっている。そうした中で急増しているのが、「インターネット・ゲーム依存」だ。

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現代を見つめて(63) 障害者を取り巻く社会の変化 文・石井光太(作家)

障害者を取り巻く社会の変化

一九六四年に開かれた東京パラリンピック。

この当時、日本には戦傷者も含めて大勢の障害者がいたが、積極的に社会へ出て何かをするという風潮は乏しかった。

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