現代を見つめて

『現代を見つめて』(15) 親と子の間を隔てるもの 文・石井光太(作家)

親と子の間を隔てるもの

親と子の結びつきとは一体何なのだろう。老老介護が原因となった夫婦間の殺人事件を取材してつくづくそう思った。

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『現代を見つめて』(14) 人生の背景に思いを馳せて 文・石井光太(作家)

人生の背景に思いを馳せて

昨年の夏、広島平和記念資料館の地下の展示室に、一枚の焼け焦げたモンペが飾られていた。原爆の被爆者が着ていたものである。

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『現代を見つめて』(13) 愛する我が子を自らの手で… 文・石井光太(作家)

愛する我が子を自らの手で…

「私は子供を愛していました。でも、殺してしまいました」

日本全国の児童相談所に寄せられる相談件数は去年十万件を超えた。日本小児科学会は、一日一人くらいの割合で子供が親に殺されていると推測している。

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『現代を見つめて』(12) 幽霊でも会いたい 日本人旅行者の祈り 写真・文 石井光太(作家)

幽霊でも会いたい 日本人旅行者の祈り

毎年夏になると、テレビでは怪談や戦争のことが多く取り上げられるようになる。

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『現代を見つめて』(11) 登校できない子のために 文・石井光太(作家)

登校できない子のために

今、日本では十二万人の小・中学生が不登校になっているとされている。その中で、フリースクールがスポットを浴びている。主に不登校の生徒が通う施設だ。

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『現代を見つめて』(10) 個々の特性に合わせた良薬を 文・石井光太(作家)

個々の特性に合わせた良薬を

若者が弱くなっていると言われている。学校で人付き合いに失敗すれば不登校になり、家で怒られれば引きこもり、会社に就職しても辞めてしまう。そんな若者が増えているのだ。

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『現代を見つめて』(9) ナイロビのスラムに見た 助け合う習慣 文・石井光太(作家)

ナイロビのスラムに見た 助け合う習慣

ケニアのナイロビは、世界でも治安の悪い都市として知られている。特に郊外には貧困者が暮らすスラムが広がっていて、現地人でも近づこうとしない。

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『現代を見つめて』(8) 生徒にとって図書室は大切な居場所 文・石井光太(作家)

生徒にとって図書室は大切な居場所 

私の通っていた中学校の図書室は、いつも窓から陽が射して暖かかった。本棚にはきれいな色の背表紙が並んでいて、印刷のにおいがうっすらと漂う中で、生徒たちのひそひそ声や小さな笑い声がする。

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『現代を見つめて』(7) 学ぶことが楽しみな子供たち 文・石井光太(作家)

学ぶことが楽しみな子供たち

途上国のスラム街や難民キャンプの学校へ行くと、子供たちが笑顔で楽しそうに勉強をしている光景をよく目にする。まるで宝物を前にしたように目を輝かせ、大声で計算をしたり、英語をしゃべったりしているのだ。

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『現代を見つめて』(6) 残された家族の思い 文・石井光太(作家)

残された家族の思い

現在、日本には命を脅かす危険のある難病(LTC)の子供は、約二万人いるとされている。

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