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東京西支教区「地域共助ネットワーク 2023年地域共助の日」 近隣サンガとつながり、防災意識高め合う
東京23区内にある立正佼成会の教会では、所属会員が包括地域外に住んでいる場合が少なくない。自然災害など不測の事態に備え、所属に関係なく地元の教会や会員とつながる関係を築こうと、東京西支教区は10月1日、「地域共助ネットワーク 2023年地域共助の日」を実施した。同支教区の14教会は教会の枠を越えたサンガ(教えの仲間)同士の新たな“法縁”を結ぶ取り組みを進めている。
北九州支教区 青年部が本佛寺の御会式に参加
「チョイヤサッサ!」――歴史を感じさせる白壁の町並みに、勇壮なかけ声が響く。10月14日夜、福岡・うきは市の日蓮宗鎮西身延山本佛寺で行われた「御会式」の万灯行列に、立正佼成会北九州支教区の青年部員ら約300人が参集した。
「開祖さま入寂会」で庭野会長が法話 日本人としての精神性を大切に(動画あり)
1999(平成11)年10月4日に92歳で入寂(にゅうじゃく)した、立正佼成会の庭野日敬開祖に報恩感謝の誠を捧げる「開祖さま入寂会」が10月4日、大聖堂(東京・杉並区)と全国各教会で挙行された。大聖堂には会員約500人が参集し、式典の模様はオンラインでも配信された(会員限定)。
「アフリカへ毛布をおくる運動」の終了に伴いJBACが解散
「アフリカへ毛布をおくる運動」は昨年、活動の終了が発表され、国内での最後の毛布収集を終えた。それに伴い、同運動推進委員会(JBAC)による「第2回運営会議」が9月25日、オンラインで行われた。
六花の会「会員の集い」 矢場とん女将の鈴木氏をゲストに座談会
仏教精神を生かした経営を目指す立正佼成会会員有志によるネットワーク「六花(りっか)の会」による「会員の集い」が9月30日、法輪閣(東京・杉並区)で開催された。当日は、経営者、個人事業主の会員62人が会場に参集。109人がオンライン配信を通じて参加した。
「和解へ向かうゼレンスキー政権とバチカン」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)
和解へ向かうゼレンスキー政権とバチカン
ゼレンスキー政権は、ウクライナ侵攻に関するバチカンの「中立的、あるいは、ロシア寄りの立場は容認できず、ウクライナはバチカンの和平調停を必要としていない」と発言し、教皇の主導するウクライナ和平に関する外交政策を批判してきた。だが、教皇特使のマテオ・ズッピ枢機卿によるウクライナ、ロシア、米国、中国訪問後、バチカンのウクライナ和平案に関するさまざまな発言や主張に、わずかながら(ウクライナ寄りの)変化が見受けられるようになった。こうした動きを察知してか、ゼレンスキー大統領のバチカンに対する評価が肯定的なものとなりつつある。
被爆したアオギリが世代を超えて 教会の庭で成長し平和を伝える
広島の「原爆の日」にあたる8月6日、立正佼成会秋田教会道場の庭に2本のアオギリの苗が植樹された。広島への原爆投下で幹や枝葉を焼かれながらも生き残ったアオギリの“孫(三世)”だ。
本会主催「第65回千鳥ヶ淵戦争犠牲者慰霊法要」 世界平和実現へ誓い新たに 庭野会長の回向文を奏上
立正佼成会主催による「第65回千鳥ヶ淵戦争犠牲者慰霊法要」が9月23日、東京・千代田区の国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑で執り行われた。教団役職者、東京教区の会員が参列した。同法要は、第二次世界大戦をはじめ全ての戦争犠牲者に回向の誠を捧げ、平和の実現に向けて誓いを新たにするもの。昭和34年から毎年、「秋分の日」に実施されている。
第36回IARF世界大会をルーマニアで開催 世界18カ国から宗教者ら約200人が参集
『“Faith in Reconciliation”~和解に向けた信仰者の役割~』をテーマに、「第36回国際自由宗教連盟(IARF)世界大会」が9月4日から6日までルーマニアのクルジュ=ナポカにあるジョン・ジギスムント・ユニテリアン神学校で開催された。世界18カ国から宗教者や学者ら約200人(オンライン参加含む)が参集。立正佼成会からは、IARF日本チャプターに参画する会員66人が参加したほか、国際評議員を務める本会総務部の佐原透修次長(渉外グループ)が出席した。
バチカンのウクライナ和平案に関するわずかな見解の変化(海外通信・バチカン支局)
バチカンは以前、ウクライナのゼレンスキー政権から、「ロシアによるウクライナ侵攻という事実の前で、(バチカンの維持してきた)中立という立場は存在しない」「誰が侵略者で、誰が防衛者なのかを明確にしない」「なぜバチカンはロシアを名指しで非難しないのか」「唯一の和平案はウクライナ政府の主張するものであり、人道支援を除いてバチカンの和平調停を必要としていない」といった批判を受けてきた。