UNEPやアイスランド政府などが主催 地球環境の保護に関する国際会議でWCRP/RfP日本委の篠原事務局長が発表

地球環境の保護に向けた宗教者の役割を考える「自然のための宗教――諸宗教の行動」と題する国際会議が10月5日から8日まで、ウェブ会議システムを使って開催された。世界の宗教者をはじめ、国連やNGOの関係者、科学者らが参加。世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会から植松誠理事長(日本聖公会首座主教)と篠原祥哲事務局長、アジア宗教者平和会議(ACRP)から根本信博事務総長、神谷昌道シニアアドバイザーが参加した。市民ら約3500人が視聴した。

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戦争は政治と人類の敗北――コロナ後の世界に向け教皇が新回勅(3) 海外通信・バチカン支局

ローマ教皇フランシスコが10月3日、イタリア中部アッシジにある聖フランシスコの墓前で新回勅『すべての兄弟たち 友愛と社会的友情に関して』に署名した。

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新型コロナウイルスへの対応の中で 教えを支えに日々を過ごす会員たち(18)

国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続き、立正佼成会ではさまざまな集いを控えています。こうした中、会員はどのような思いで過ごしているのでしょうか。それぞれの場で精進を重ね、サンガ(教えの仲間)と心をつないでいる会員の声を紹介します。今回は、銚子教会会員と静岡教会学生部長です。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(44) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

暗雲立ち込める政治

アメリカのトランプ大統領が新型コロナウイルスに感染して入院し、陰性にならないうちに退院して選挙活動を再開した。イギリス首相、ブラジル大統領と同じように、コロナ問題を軽視した国家指導者たちは、次々と自らも感染し、感染者数の増大により経済が停滞して、手痛い失敗をしている。

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唯仏与仏(53) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

私が小さいころ、祖父がよく言い聞かせてくれたのは、「世のため、人のために、役立つ人間になるんだぞ」ということでした。人のために役立つ人間が尊いのは確かです。そして、人のために生きることほどありがたく、楽しいことがほかに見当たらないのも確かなことなのです。

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