男たちの介護――(7) 妻と娘のダブル介護 家族との時間を大切に過ごす日々
「妻の面倒は自分が」の一念で
ダブル介護。言葉自体は耳にしたことはあった。しかし、自分に降りかかってくるとは、小谷正臣さん(77)は思ってもいなかった。正臣さんは妻と娘の介護をしなければならなくなるのだが、娘の晶子さんが、がんで平成30年3月、46歳で亡くなるまでの9カ月はまさに“ダブル介護”の時期だった。
TKWO――音楽とともにある人生♪ ユーフォニアム・岩黒綾乃さん Vol.2
中学校の吹奏楽部でユーフォニアムのソロ演奏を任されたことから、演奏に対する向上心が強まり、楽器への愛着が芽生えた岩黒綾乃さん。今回は、東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)の生演奏を初めて聴いた時の印象、高校時代に培われた演奏に対する姿勢について聞いた。
本会一食平和基金「2019年度運営計画」 国内外の事業に3億1757万円
立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会はこのほど、2019年度の運営計画を発表した。今年度の予算総額は、3億1757万6000円。同運営委員会が策定した中期運営方針(2018~23年)に基づき、昨年度と同様、全10分野で事業を行う。このうち、「貧困(飢餓)の解消」「教育・人材育成」を重点項目とした。また、助成を通じて、NGOなど団体間の協力を促し、より効果的な成果をもたらす「ネットワークの強化」にも取り組む。
バチカンから見た世界(76) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
バチカンの多国間外交――人類に共通の起源と歴史、宿命
ローマ教皇ベネディクト十六世(現名誉教皇)は、3700万人にも及ぶ犠牲者を出し、人類史上で最悪の戦争となった第一次世界大戦を「無意味な虐殺」と呼んだ。その大量殺りくを繰り返すまいと誓った人類は、平和確立へ向けての多国間主義外交を推進していくために国際連盟を創設した。しかし、自国至上主義という同じ過ちを繰り返し、第二次世界大戦へと突入した。
「My TEDORI」がワン・ワールド・フェスティバルに出展
アフリカの貧困問題の解消を目指し、立正佼成会(東京・杉並区)は一昨年から、カトリックの在家運動体である聖エジディオ共同体(本部・ローマ)との協働プロジェクト「My TEDORI,My AFRICA チャレンジ!!」に取り組んでいる。この活動の輪を広げていくため、2月2、3の両日、大阪市の北区民センターなどを会場に開催された国際協力イベント「ワン・ワールド・フェスティバル」(主催=同実行委員会、協力=外務省)に出展。フェスティバルには2日間で延べ2万5000人が来場し、本会職員や会員有志は訪れた市民にマラウイでの取り組みを紹介した。
WCRP/RfP日本委 第27回理事会・第17回評議員会議案説明会 第10回世界大会に向け協議
世界大会の大会テーマの和訳が『慈しみの実践――共通の未来のために』に決定
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の「第27回理事会・第17回評議員会議案説明会」が1月29日午前、立正佼成会の法輪閣(東京・杉並区)で開催された。
WCRP/RfP日本委 『フクシマコミュニティづくりから見えてきた復興の展望』テーマに新春学習会
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の「2019新春学習会」が1月29日午後、立正佼成会の法輪閣(東京・杉並区)で催された。テーマは『フクシマコミュニティづくりから見えてきた復興の展望』。加盟教団の会員ら130人が参加した。
日本被団協の田中代表委員とICANの川崎国際運営委員が本会を訪問 「ヒバクシャ国際署名」について川端理事長と懇談
「ヒバクシャ国際署名」の活動に取り組む日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の田中熙巳代表委員と核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の川崎哲国際運営委員(ピースボート共同代表)、浄土宗正明寺の森俊英住職(ピースプラットホーム事務局長)が、その協力要請のため2月1日に立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れ、事務庁舎特別応接室で川端健之理事長と懇談した。澤田晃成総務部部長、出射優行東京中央支教区長が同席した。
ヤジディ教首長が逝去 光祥次代会長が哀悼のメッセージ送る
イラクの少数派ヤジディ教徒を長年率いた指導者のサイード・アリ・タフシーン首長が1月28日、移住先のドイツで逝去した。85歳だった。立正佼成会の庭野光祥次代会長は、首長の孫でヤジディ教最高評議会会長のブリーン・タフシーン師に宛て「お悔やみのメッセージ」を送った。