新宗連 第30期第3回理事会 西日本豪雨の被災地での復興祈願式典を承認

新日本宗教団体連合会(新宗連)の「第30期第3回理事会」が2月19日、東京・新宿区の解脱会本部道場で開催された。新宗連理事19人をはじめ、監事、オブザーバーなど55人が参加。立正佼成会から庭野光祥次代会長(新宗連理事)、川端健之理事長(同理事)、中村憲一郎常務理事(同会計委員長)が出席した。

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教団本部 自然災害への対策、各方面で

近年、全国各地で地震や豪雨などによる自然災害が多く発生している。こうした状況を受け、立正佼成会本部は、災害対策に取り組んでいる。このほど、本会発祥の地・修養道場(東京・杉並区)の外壁が改修され、2月19日には、「災害対策本部事務局訓練」が行われた。

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菅沼子ども村開村 少年部員が師の幼少年期を追体験

庭野日敬開祖の生誕地、新潟・十日町市菅沼で少年部員を対象にした今年の「菅沼子ども村」(立正佼成会青年ネットワークグループ主管)が2月23日に開村した。第1回は、本会埼玉支教区の少年部員ら83人が1泊2日の行程で庭野開祖、庭野日鑛会長の幼少年期を追体験した。

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天皇陛下御在位三十年記念式典に庭野会長が出席

天皇、皇后両陛下御臨席のもと、政府主催の天皇陛下御在位三十年記念式典が2月24日、東京・千代田区の国立劇場で開催され、立正佼成会の庭野日鑛会長が出席した。

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ミンダナオに吹く風(25) ピキットの丘にある要塞跡で 写真・文 松居友(ミンダナオ子ども図書館代表)

ピキットの丘にある要塞跡で

立正佼成会の皆さんと一緒に、「ゆめポッケ」の配付をかねた「平和の祈り」を開催したい場所はたくさんあるが、とりわけイスラーム地域のピキットの丘にある史跡、16世紀にスペイン軍がつくった石造りの要塞(ようさい)跡は、いつか必ずご一緒し、「平和の祈り」を行いたい場所の一つだ。

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特集・福島の現状と復興の展望 WCRP/RfP日本委「2019新春学習会」から

『フクシマコミュニティづくりから見えてきた復興の展望』をテーマに、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の「2019新春学習会」が1月29日、立正佼成会の法輪閣(東京・杉並区)で開催された(ニュース既報)。

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アブダビでの「人類友愛のための国際会議」――世界の宗教史の流れと立正佼成会(海外通信・バチカン支局)

2月3、4の両日、アラブ首長国連邦(UAE)・アブダビで「人類友愛のための国際会議」(ムスリム長老評議会主催)が開催され、諸宗教代表者、政治指導者、識者、メディア関係者など約700人が参加、立正佼成会から庭野光祥次代会長が出席し、全体セッションでスピーチした。同会議には、イスラーム・スンニ派最高権威機関「アズハル」(エジプト・カイロ)のアハメド・タイエブ総長とローマ教皇フランシスコが出席。ローマ教皇の史上初めてのアラビア半島訪問に、全世界の注目が集まった。

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えっ、これも仏教語!?(26) 【えこひいき】依怙ひいき

「依怙(えこ)」は、仏教語で「あるものを頼りにする」「頼りにして依りかかる」という意味です。

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唯仏与仏(33) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

おだやかな気持ちでいると、相手の言葉を善意に解釈できます。善意で接すれば、相手も善意を表に出してくれますから、「和」が広がっていきます。職場や社会で進歩向上していくためには、「自分のできるだけのことをさせてもらおう」と、人さまに親切を尽くしていくことが出発点です。そうするなかで、自然に人さまのあたたかな気持ちをいただけるのです。

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男たちの介護――(9) 小谷正臣さんの体験を読んで 津止正敏・立命館大学教授

ケアとは、人をいとおしむ心 “care”が紡ぐコミュニティー

夫婦で共に手をとり合い、障害のある娘さんを支えながらも「穏やかな」暮らしにあった家族団欒(だんらん)が、奥さまの脳内出血という異変によってきしんでいく。さらには娘さんも子宮体がんに侵され、懸命の看護の末、46歳の生涯を終える――小谷正臣さん(77)=仮名=の壮絶な介護生活を綴(つづ)ったのが今回の『男たちの介護(7、8回)』でした。夫婦は「異体同心」、つらくとも前を向いて生き抜こうという小谷さんから教えられたことを記し、私のコメントに代えたいと思います。

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