水戸教会 発足70周年を記念した文集『私の体験説法』を制作
立正佼成会水戸教会は今年、発足70周年を記念し、会員の信仰体験を1冊にまとめた文集『私の体験説法』の制作に取り組んだ。今月には、291人の救われの体験が詰まった文集を発刊。今後、会員に配布される。また、4月から毎週水曜日、会員有志が体験説法を朗読し、その音声をインターネットを介して配信している。一連の取り組みは、一年を通じて70周年を迎えたことの感謝を深め、サンガ(教えの仲間)で喜びを分かち合う機会となっている。
中央アジアで発展する諸宗教間対話(海外通信・バチカン支局)
「ムスリム長老評議会」(アラブ首長国連邦)のモハメド・アブデルサラム事務総長と、カザフスタンの「諸宗教・諸文明間対話発展のためのナザルバエフ・センター」のブラト・サルセンバエフ所長は11月11日、カザフスタンの首都アスタナで懇談し、「中央アジアにおける諸宗教・諸文明間対話を発展させ、特に、若年層に広がる誤解を解き、寛容と共存を促進するための覚書」に署名した。アラブ首長国連邦の国営通信社「エミレーツ・ニュース・エージェンシー」が同日、アスタナから伝えた。
バチカンから見た世界(129) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
イスラーム・スンニ派とシーア派の和解を訴えるタイエブ総長
今年9月にカザフスタンの首都アスタナで行われた「世界伝統宗教指導者会議」(同国政府主催)、10月にイタリアのローマで聖エジディオ共同体(カトリック在家運動体=本部・ローマ)主催で開催された「第36回世界宗教者平和のための祈りの集い」、そして11月にはバーレーン王室が主催する「対話のためのバーレーン・フォーラム――東洋と西洋の人類共存のために」が挙行され、世界の諸宗教者による世界平和の構築に向けた貢献を探る国際会議や祈りの集いが相次いで実施された。
平和は諸宗教に共通する核心――ローマ教皇と庭野開祖の“平和の叫び”(海外通信・バチカン支局)
聖エジディオ共同体(カトリック在家運動体=本部・ローマ)が主催する「第36回世界宗教者平和のための祈りの集い」の参加者は10月24、25の両日、14の分科会で、世界平和構築に関する各地域の状況や問題を分析しながら、諸宗教者の責任、役割と貢献を議論した。
仏法を学び、実践する根本は「斉家」 庭野会長が「釈迦牟尼仏ご命日(布薩の日)」式典で法話
立正佼成会の「釈迦牟尼仏ご命日(布薩=ふさつ=の日)」式典が10月15日、東京・杉並区の大聖堂で挙行され、庭野日鑛会長が法話を述べた。式典の様子は、インターネットを通して全国の会員にライブ配信された。
欧米キリスト教の凋落を非難するキリル総主教(海外通信・バチカン支局)
世界教会協議会(WCC)のイオアン・サウカ総幹事代行はこのほど、同中央委員会から要請を受けてロシアの首都モスクワを訪問し、ロシア正教会の最高指導者であるキリル総主教と懇談した。WCCのプレスリリースが10月17日に明らかにした。
令和4年次職員人権啓発講座 「アライ」を目指して
『同性パートナーシップ規程から考える人権~アライになろう』をテーマに、立正佼成会の「令和4年次職員人権啓発講座」(第28回、主管・本会人権啓発委員会)が10月5日、オンラインで開催された。教団職員約350人が参加した。
核兵器の脅威を歴史から学べ――教皇(海外通信・バチカン支局)
ローマ教皇フランシスコは10月9日、バチカン広場で、海外の移民や病者、貧困者のために生涯を捧げたジョバン・バッティスタ・スカラブリーニ司教(イタリア人、1839~1905)と、アルテミデ・ザッティ修道士(イタリア人、サレジオ会の修道士)の列聖式を挙行した。
バチカンから見た世界(128) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
世界の諸宗教者が対処すべき4課題――教皇
9月14日、カザフスタンを訪問していたローマ教皇フランシスコは、首都のアスタナ(旧ヌルスルタン)で開かれた「世界伝統宗教指導者会議」の開会式に出席した。
核の軍事使用は犯罪――教皇(海外通信・バチカン支局)
9月26日は、今年で9回目を迎えた「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」にあたる。だが、ロシア安全保障会議のドミトリー・メドベージェフ副議長は同日、「ロシアは、必要ならば、核ドクトリン(理念)に沿って核兵器を使用する権利を有する」と発言した。