【『永平広録』現代語訳の著者・木村清孝氏】自分なりの“よりどころ”が見つかる一冊
仏教学者の木村清孝氏の書籍『『永平広録』「上堂語・小参」全訳注』上下巻(佼成出版社)が先ごろ発刊された。『永平広録』とは鎌倉初期の禅僧で曹洞宗の開祖・道元の説法や法話を集めた語録集で、『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)』と共に道元思想の理解に不可欠な著作といわれる。自身も曹洞宗の僧侶でありながら、長年、華厳思想を基にした東アジア仏教を研究してきた木村氏が、「念願の一つ」という道元思想の全体像を描き出した一冊。発刊を記念し、著者の木村氏に、道元との出会いや書籍に込めた思いなどを語ってもらった。
【特別インタビュー 第40回庭野平和賞受賞者 ラジャゴパールP.V.氏】 非暴力という希望へ踏み出す「徒歩行進」 互いの宗教を尊重し、課題解決の道を共に
「第40回庭野平和賞」を受賞したインドの平和活動家であるラジャゴパールP.V.氏。マハトマ・ガンディーの非暴力の精神を基に社会活動を展開し、貧しい人々の尊厳と権利を取り戻すため大規模な徒歩行進を先導してきた。4年ぶりに対面で開催された贈呈式出席のため来日したラジャゴパール氏に、公益財団法人・庭野平和財団の庭野浩士理事長がインタビューした。テーマは『非暴力という希望』。虐げられてきた人々と共に歩む中で見えた、平和を築く非暴力の可能性とは――。(文中敬称略)
新潟・十日町市の関口市長が来会 庭野会長と懇談
立正佼成会の庭野日鑛会長は7月17日午前、新潟・十日町市の関口芳史市長の訪問を受け、法輪閣(東京・杉並区)で30分にわたって和やかに懇談した。十日町市観光協会の柳一成代表理事、栁謙二事務局長が同行。本会から熊野隆規教務部部長、山田雅一十日町教会長、鈴木章浩教務部次長(教務グループ)が同席した。
WCRP日本委員会 第26回評議員会を開催
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の第26回評議員会が6月23日、奈良市の華厳宗大本山東大寺総合文化センターで開催された。戸松義晴理事長(浄土宗心光院住職)が招集し、評議員7人(オンライン参加含む)が出席した。同日本委会長を務める立正佼成会の庭野日鑛会長が欠席したため、同日本委評議員の杉谷義純師(天台宗妙法院門跡門主)が議長を務めた。
庭野会長が熊野本宮大社、伊勢神宮に参拝 (動画あり)
庭野会長が「熊野詣」
立正佼成会の庭野日鑛会長は5月26日から28日まで、紀伊半島南部・和歌山県にある熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)を参詣した。川本貢市時務部部長が随行し、上田真佐江和歌山教会長が同行した。
教皇が手術のために再入院(海外通信・バチカン支局)
バチカン報道官のマテオ・ブルーニ氏は6月7日、バチカン広場での一般謁見(えっけん)を終えたローマ教皇フランシスコが、イタリア・ローマ市内のカトリック総合病院「ジェメッリ」に入院し、午後には消化器官の手術を受けると公表した。消化器官に閉塞(へいそく)症状があるとのこと。入院期間は、数日間を予定している。
東京佼成ウインドオーケストラ 第161回定期演奏会
東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)による「第161回定期演奏会」が4月28日、なかのZERO(東京・中野区)で開催された。大型連休を前に、約950人がクラシック音楽の世界を楽しんだ。
庭野平和財団 令和4年度公募助成先を発表 宗教的精神に基づく平和のための草の根活動に取り組む12団体を支援
公益財団法人庭野平和財団はこのほど、令和4年度の公募助成先として、国内の5団体に468万7000円、国外の7団体に4万3667ドルを支援すると発表した。助成金は立正佼成会一食(いちじき)平和基金からの指定寄附によるもので、「一食を捧げる運動」の浄財が使われている。
プロの演奏を身近に体感 TKWO「吹奏楽大作戦2023」
東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)の各種演奏会やイベントの中でも根強い人気を誇る「吹奏楽大作戦2023」が、4年ぶりに帰ってきた。