社会参加型の宗教活動について考える 「教団付置研究所懇話会」第22回年次大会

精神疾患や自死の増加、非正規雇用の拡大に伴う不安が深刻化する社会に宗教者は何ができるのか――。こうした問題意識を踏まえ、立正佼成会中央学術研究所が加盟する「教団付置研究所懇話会」の第22回年次大会が10月29日、『社会参加型の宗教活動』をテーマに横浜市の孝道山本仏殿大黒堂会館で開かれた。24の研究機関から66人が参加。本会から同学術研究室の宇野哲弘室長、西康友主幹が出席した。

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令和6年次「お会式・一乗まつり」 活気みなぎる行進を披露

令和6年次「お会式・一乗まつり」が10月20日、東京・杉並区の立正佼成会本部施設周辺で開催されました。今年のスローガンは『ダイナミックにいこうじゃないか!』。当日の様子を動画で紹介します。

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令和6年次「お会式・一乗まつり」 爽やかな秋空の下 笑顔で行進

朝方の雨はすっかりやみ、爽やかな秋風が通りを吹き抜ける――。10月20日午後0時半、東京・杉並区の普門エリア。普門館から遷座された〈全ての衆生を慈しみ、安らぎと希望を与える〉聖観世音菩薩像を背に、法被姿の東村山教会青年男子部長(38)が力強く宣言する。

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カトリック東京大司教が教皇により枢機卿に任命(海外通信・バチカン支局)

カトリック東京大司教が教皇により枢機卿に任命

ローマ教皇フランシスコは10月6日、バチカン広場での日曜日恒例の正午の祈りで、「21人の新枢機卿を任命し、12月8日に叙任式を挙行する」と公表し、新任枢機卿の名を読み上げた。日本のカトリック教会からは、国連の救援機関に次ぐ世界最大規模の民間救援活動団体「国際カリタス」の総裁を務める、東京大司教区の菊地功大司教(神言会、世界宗教者平和会議=WCRP/RfP=日本委員会評議員)が選ばれた。

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バチカンから見た世界(161) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

3宗教間の融和なくして中東和平は実現できない(10)―中東における新秩序を求めて戦争するイスラエル―

パレスチナ領ガザ地区での戦火が、レバノンへと拡大している。イスラエル軍が9月28日、 レバノンのイスラーム・シーア派政治・武装組織ヒズボラの最高指導者ハッサン・ナスララ師を空爆で殺害したと公表したからだ。ヒズボラと、同組織を支援するイランがイスラエルに対する報復を宣言したが、イスラエル軍は10月1日、レバノン南部を空爆するのみならず、国境地帯に戦車を集結させ、同国への限定的な地上作戦を開始したと発表した。

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絵画で紡ぐ物語 ~山口暁子の世界~ 10月

『Night Forest』

遊園地では好んで、回る遊具に乗ったのを覚えています。

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佼成学園創立70周年記念式典 庭野学園長が諭告 それぞれの理想に向かって学園生活を(動画あり)

学校法人佼成学園の「令和6年度創立70周年記念式典」が9月7日、立正佼成会の大聖堂(東京・杉並区)で行われた。佼成学園中学・高校、同女子中学・高校の生徒、来賓、教職員、同窓生ら約2600人が参集した。参加者が一堂に会して、記念式典が挙行されたのは5年ぶり。

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絵画で紡ぐ物語 ~山口暁子の世界~ 9月

『昆虫記』

私は山を切り開いた新興住宅街で育ったため、すぐそばには自然がたくさんありました。

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人口減少時代の老い支度 身も心も健やかになる供養とは

人口が減少し、単身世帯が増加する中、それでもなお、先祖供養や墓守のことを大切にしながら限りある人生を豊かに生きるには、どんな心構えが必要なのだろうか――。庭野日敬開祖の法話をひもときながら、弔いや供養の現代的な在り方を示す識者の寄稿、老い支度を始めた体験談を通して、自分らしい人生を送る秘訣(ひけつ)について考える。

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沖縄宗教者の会「第32回祈りと平和の集い」 “チムグクル(思いやり)”の心で世界平和を祈願 広島、長崎でも慰霊式典

「沖縄宗教者の会」主催の「第32回祈りと平和の集い」が8月15日、糸満市の沖縄平和祈念堂で開かれた。諸宗教者ら約200人が参加。立正佼成会から、世界連邦日本宗教委員会理事として佐原透修総務部次長(渉外グループ)をはじめ沖縄教会の会員が参列した。

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