利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(78) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

自業自得の「第9波」

新型コロナウイルス感染症の流行が続いている。第9波が長引いて影響が深刻化し、各地の学校で学級閉鎖や行事の中止、公共交通機関の運休、医療崩壊、救急車の出動が逼迫(ひっぱく)するといった状況がようやく報道され始めた。第8波に近づいていると言われ始めたが、実際のレベルは誰にも正確には分からない。

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絵画でめぐる四季 ~山口暁子の世界~ 9月 

『九月姫』

この作品は、イギリスの小説家サマセット・モームが生涯で唯一書いた童話『九月姫とウグイス』の一場面から着想しました。

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大聖堂、各地で慰霊式典・平和の集い

終戦から78年、今夏も各地で戦争犠牲者を悼む催しが開かれた。立正佼成会の大聖堂(東京・杉並区)での式典と併せ、広島、沖縄の慰霊供養、長崎での平和の集いを紹介する。

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世界に目を向けて自分ができることを WCRP日本委「和解の教育タスクフォース」セミナー

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会「和解の教育タスクフォース」主催のセミナーが7月22、23の両日、東京・渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターで開講され、37人が参加した。

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UNHCR駐日代表が来会 光祥次代会長と懇談 (動画あり)

立正佼成会の庭野光祥次代会長は7月4日、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の第14代駐日代表に新たに着任した伊藤礼樹(あやき)氏、NPO法人国連UNHCR協会の川合雅幸事務局長ら3人の訪問を受け、法輪閣(東京・杉並区)で懇談した。

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絵画でめぐる四季 ~山口暁子の世界~ 7月

『しらふね』

この風景画を描くにあたって取材した御射鹿池(みしゃかいけ)は、長野県にあるため池です。

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【漫画家・魚戸おさむさん】“病気を治さない医者”の物語

人生の終末期を自宅で迎えたい――。漫画『はっぴーえんど』(小学館)は、死を間近に控えた患者の願いをかなえるため在宅医の主人公・天道陽(てんどうあさひ)が奮闘する姿を描いている。この作品の著者で、日本の「在宅医療」の現場を初めて漫画にしたのが、魚戸おさむさんだ。命を見つめ、死と向き合う“異色”の漫画を通じて伝えたかったこととは何か。新緑がまぶしい季節、その思いを聞きたくて魚戸さんのアトリエを訪ねた。

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絵画でめぐる四季 ~山口暁子の世界~ 6月

『to have a secret place』

タイトルを直訳すると「秘密の場所をもつこと」となります。

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〈ひと〉神奈川大学大学院で歴史民俗資料学の博士号を取得 本会中央学術研究所学術研究室員の會澤健裕さん(37)

今春、神奈川大学大学院で歴史民俗資料学の博士号を取得した。パシフィコ横浜国立大ホールで開かれた卒業式では、修了生を代表して、同大学の小熊誠学長から学位記を授与された。

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絵画でめぐる四季 ~山口暁子の世界~ 5月

『la bonne nouvell』(ラ・ボンヌ・ヌーベル)

作品タイトルはフランス語で「良い知らせ」という意味です。私が長く体調を崩していた頃に描きました。

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