フォコラーレ運動創立80周年――愛による一致を求めて全世界へ(海外通信・バチカン支局)

フォコラーレ運動創立80周年

第二次世界大戦の欧州戦線が荒れ狂った当時、北イタリアにあるトレント市は42回にわたる連合軍の空爆を受け、1943年9月2日の空爆では198人が死亡した。同市が北イタリア鉄道網の戦略的な重要地であり、軍事空港もあったからだ。炸裂(さくれつ)する爆弾の下でおびえ、廃虚となっていく市街を眼前に「抜本的な人間の在り方」を問う一人の女性がいた。

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絵画でめぐる四季 ~山口暁子の世界~ 12月

『Snow forest』

遊園地のメリーゴーラウンドを観(み)るのが好きです。

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佼成学園高アメフト部が関東大会8連覇 クリスマスボウルへ

「第54回全国高等学校アメリカンフットボール選手権大会」〈関東地区〉の決勝戦が11月23日、東京・世田谷区の駒沢オリンピック公園総合運動場第二球技場で行われた。佼成学園高校のアメリカンフットボール部「ロータス」が出場し、駒場学園高校「ファイティングゴリラーズ」に35対0で勝ち、8連覇を遂げた。

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佼成学園中学・高校「渦潮祭」収益金を本会に寄付 浄財は本会一食平和基金を通じパレスチナ・ガザ地区の人道危機緊急支援へ

佼成学園中学・高等学校の青木謙介学校長と同高校の生徒会代表者ら5人が11月10日、立正佼成会本部の事務庁舎(東京・杉並区)を訪れ、今秋に催された文化祭「第67回渦潮祭」での収益金58万4487円を本会に寄付した。國富敬二理事長が応対した。

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人と人とのつながりが「いざ」という時、いのちを守る――信仰活動と防災力

立正佼成会では創立以来、基本信行の一つとして、人との出会いを機縁にして教えを学ぶ「手どり」修行を大切にしてきた。相手の生活状況や家族構成などを踏まえながら関係を構築していく「手どり」は、信仰活動だけでなく、“いざ”という時、安否確認や物資支援といった生命を守る「防災力」になる。地震、台風、噴火など、いつ起きるか分からない自然災害で、水や食料などの備蓄以上に不可欠なのが人とのつながりだ。緊急時の助け合い「共助」を念頭に置き、普段から総手どりに取り組む2教会の事例と識者の談話を併せて紹介する。

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教団付置研究所懇話会 第21回年次大会 変遷する社会の中で宗教の在り方を問う

平和、人権、環境、教育、生命倫理の問題に宗教者はどう向き合うことができるか——。立正佼成会中央学術研究所が加盟する「教団付置研究所懇話会」は2002年、日本社会に「真の宗教性の復権」をもたらすことを願い発足した。以来、宗派教派を超え、現代社会を取り巻く問題について情報交換を行い、日本の宗教者の相互理解と協調・連帯を図ってきた。年次大会の開催、研究部会の活動、会員相互の情報交換を通し、研さんを積んでいる。

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絵画でめぐる四季 ~山口暁子の世界~ 11月

『菊慈童』

古代中国を舞台にした童子の伝説は、不老不死の祝儀話として日本に伝わり、「菊慈童」の名で能や絵画の題材となりました。

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郡山教会発足70周年記念式典 法縁を広げ、感謝で精進

「私の夢は看護師になること」「私は画家になりたい」——。10月15日、立正佼成会の郡山教会道場で開かれた教会発足70周年記念式典で、少年部員9人が将来の夢を披露した。子どもたちが発表するたび、会場に大きな拍手が湧く。

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東京西支教区「地域共助ネットワーク 2023年地域共助の日」 近隣サンガとつながり、防災意識高め合う

東京23区内にある立正佼成会の教会では、所属会員が包括地域外に住んでいる場合が少なくない。自然災害など不測の事態に備え、所属に関係なく地元の教会や会員とつながる関係を築こうと、東京西支教区は10月1日、「地域共助ネットワーク 2023年地域共助の日」を実施した。同支教区の14教会は教会の枠を越えたサンガ(教えの仲間)同士の新たな“法縁”を結ぶ取り組みを進めている。

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絵画でめぐる四季 ~山口暁子の世界~ 10月

『アラネア』

アラネアとはラテン語で「蜘蛛(くも)」を意味します。この作品は、坂口安吾の幻想的な短編小説『夜長姫と耳男』 から発想して描きました。

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