WCRP日本委 「ウクライナ難民人道支援ボランティア」に参加した会員たちの声

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の「ウクライナ難民人道支援ボランティア」の派遣が7月15日から始まり、8月28日までに3隊(第1次隊=7月15日から31日、第2次隊=7月31日から8月14日、第3次隊=8月14日から28日)がウクライナ隣国のポーランドを訪れた。各隊は、避難民の子供を預かる託児所や、避難民を受け入れているフォコラーレ運動(カトリック在家運動体、本部・ローマ)の「マリアポリ・フィオーレ」を訪れ、風船や折り紙などを使ったワークショップ、草刈りやまき小屋の新築といった住環境を整える作業などを行い、避難民と交流した。第2次隊と第3次隊に参加した立正佼成会会員の声を紹介する。

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諸宗教対話を求めて旅を続ける教皇――バーレーン訪問(海外通信・バチカン支局)

バチカンのマテオ・ブルーニ報道官は9月28日、ローマ教皇フランシスコが11月3日から6日まで、「対話のためのバーレーン・フォーラム――東洋と西洋の人類共存のために」に参加するため、中東のバーレーンを訪問すると公表した。同国のマナーマとアワリを訪ねる予定だ。

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内藤麻里子の文芸観察(37)

小川哲さんの『地図と拳』(集英社)は、旧満州(現在の中国東北部)を舞台に、日本が第二次世界大戦に突き進む中で生きる人々の姿を描いた新機軸の歴史小説だ。実在の人物はほぼ登場せず、仙桃城(シェンタオチョン)という架空の都市で物語は展開し、SFめいた知的な異空間を現出する。けれど、日中戦争を世界史の中で捉える大きな視点と、そこで生きる人々の個人史がかみ合って時代状況や時代性が見事に浮かび上がってくる。

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佼成出版社の電子書籍販売サイト「ちえうみ」がオープン

株式会社佼成出版社が運営する電子書籍販売サイト「ちえうみ」が、10月3日(月)正午にオープンしました。仏教書を中心とする当社の電子書籍を販売するとともに、「ちえうみ」の専用アプリを通じて「文字の拡大」や「検索機能」など新たなサービスを提供します。電子書籍を1点から購入できる「単品プラン」と、月単位のサブスクリプション(定額)に対応した「読み放題プラン」が用意されています。

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バチカンから見た世界(126) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

カザフスタンの核兵器放棄は勇断――教皇

ロシアのプーチン大統領は9月21日、国営テレビに出演し、ウクライナで展開されている軍事作戦に関して部分的な動員を可能とする大統領令に署名したことを明らかにした。部分動員の対象は、軍務経験のある国民30万人とのこと。加えて、ロシアが大部分を制圧したウクライナ東部や南部の4州において、親ロシア派勢力が企画している、ロシアへの編入を問う住民投票(23~27日)に関し、「支持する」と公表した。

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動揺するロシアの国内状況(海外通信・バチカン支局)

ロシアのプーチン大統領は9月21日、ウクライナ東部や南部で劣勢にあるロシア軍の軍事作戦の打開を図るために、部分的な動員(予備兵の招集)を可能とする大統領令に署名したことを明らかにした。現地の報道によれば、同国内の多くの都市で動員に反対する市民によって抗議デモが展開され、招集に応じることを拒否する青年たちが、国外への逃亡を試みているとのことだ。

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笑トレで元気に――健康と幸せを呼ぶ“心の筋トレ”(2) 文・日本笑いヨガ協会代表 高田佳子 (動画あり)

赤ちゃんが、ニコッと笑う。それだけで、周りの人を幸せにします。自分の子はもちろん、知らない赤ちゃんでさえ、自分の顔を見てニコニコしてくれると、何の下心もない無心の“笑い”にとろけるような幸せを感じ、つられて笑顔になります。人間は、生まれた時から他の人を幸せにする力があるのです。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(67) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

盛者の「国葬」

「祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹(さらそうじゅ)の花の色、盛者必衰(じょうしゃひっすい)の理(ことわり)をあらはす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛(たけ)き者も遂(つい)にはほろびぬ、偏(ひとえ)に風の前の塵におなじ」(『平家物語』第一巻)

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「第1回庭野平和賞奨励賞」受賞者決定 人々の生活に密着した平和活動に光を

公益財団法人庭野平和財団(庭野日鑛名誉会長、庭野浩士理事長)による「第1回庭野平和賞奨励賞」の受賞者がこのほど決定した。受賞したのは人権活動家のルキ・フェルナンド氏(49、スリランカ)、「アクション・ノースイースト・トラスト」(The Ant)共同代表のジェニファー・リアン氏(50、インド)、「グスドゥリアン・ネットワーク」ナショナルディレクターのアリサ・コトルンナダ・ムナワロ・ワヒド氏(50、インドネシア)の3人。9月16日、京都市のホテルで記者会見を開き、席上、庭野理事長が発表した。受賞者には、正賞の賞状と副賞の賞金200万円が贈られる。

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忘れられた日本人――フィリピン残留日本人二世(2) 写真・文 猪俣典弘

涙を流しながら日の丸を振り、両陛下をお迎えした彼らは誰なのか

両陛下が最後の「慰霊の旅」でマニラ戦に言及

上皇上皇后両陛下が御在位中、海外での最後の「慰霊の旅」としてフィリピンの土を踏まれたのは2016年1月のことでした。先の大戦で日米両軍によって激しい地上戦が繰り広げられたフィリピンへの訪問は、両陛下の強い願いで実現したそうです。

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