「同宗連」結成40周年記念式典 差別のない社会へ 宗教者の役割を確認

「『同和問題』にとりくむ宗教教団連帯会議」(「同宗連」)の結成40周年記念式典が4月15日、京都市内のホテルで行われた。「同宗連」に加盟・協賛する44団体から95人の宗教者が参加。立正佼成会から澤田晃成総務部部長(本会人権啓発委員会委員長)が出席した。

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「釈迦牟尼仏ご命日(布薩の日)」式典で庭野会長が法話 真理に従って精進を

立正佼成会の「釈迦牟尼仏ご命日(布薩=ふさつ=の日)」式典が4月15日、大聖堂(東京・杉並区)で行われ、庭野日鑛会長が法話を述べた。式典の模様はインターネットの動画共有サイトで、ライブ配信(会員限定)された。

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「志が育まれる苗代教育」第1回 国際的に活躍する人材を育成 大学生らが参加

国際的に活躍する人材を育成する「志が育まれる苗代教育」(全10回、青年ネットワークグループ主管)の第1回が4月17日、オンラインで行われた。立正佼成会の国際活動に関わった経験のある大学生を中心に会員9人が参加した。

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天台宗の阿部宗務総長が本会を訪問 國富理事長と懇談

昨年11月に天台宗(総本山・比叡山延暦寺、滋賀・大津市)の宗務総長に就任した阿部昌宏師(大分市・観音院住職)が4月14日、就任挨拶のため立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れ、事務庁舎で國富敬二理事長と懇談した。新内局の小林祖承総務部長、舩戸俊宏財務部長、岩田真亮教学部長、竹内純照・一隅を照らす運動総本部長が同行。本会から佐藤益弘常務理事、澤田晃成総務部部長、柳田季巳江総務部次長(渉外グループ)が同席した。

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鹿沼、古河、沼田の3教会で周年記念式典

鹿沼教会

立正佼成会鹿沼教会は昨年に発足60周年を迎え、4月13日、教会道場で記念の「報恩法要」を厳修した。教会発足の原点を顧みて、布教に尽力した先達に感謝の誠を捧げ、さらなる菩薩行の実践を誓った。教会役員らが参加し、会員たちは、各家庭で読経供養を行った。

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誰も取り残されないように――バチカンによるワクチン接種政策(海外通信・バチカン支局)

バチカンのマテオ・ブルーニ報道官は3月31日、同市国内にあるローマ教皇パウロ六世ホールにつくられた新型コロナウイルスワクチンの接種会場で、100人を超える生活困窮者が接種を受けたと発表した。彼らは、マザー・テレサが創設した「神の愛の宣教者会」、聖エジディオ共同体、ローマにあるカトリック教会の救援機関「カリタス」などからも支援を受けている。

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現代を見つめて(60) “快挙”の背景 文・石井光太(作家)

“快挙”の背景

東京五輪の競泳代表に、池江璃花子さんが内定した。二〇一九年二月に白血病を告白し、一度は出場を諦めたものの、コロナ禍の中で治療と練習を積み重ね、見事に競技の場に復活を果たしたのだ。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(50) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

因果は眩ませない

禅の公案に「不落因果」という言葉が出てくる(『無門関』第二則「百丈野狐」)。ある僧が修行者から、長年修行を重ねた人でも因果律(あらゆる現象は何らかの原因から生じた結果であるという法則)にとらわれるのかと問われ、大悟した人は「不落因果(因果律の制約を受けない)」と答えたところ、その答えが誤りであったために、僧は長期間にわたって野狐(やこ)に身を堕(お)とされてしまう。その後、「不昧因果(ふまいいんが・因果律を眩=くら=ませることはできない)」と喝破した百丈禅師の言葉を聞いて大悟するという逸話である。

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唯仏与仏(74) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

仏さまの教えを学ぶということは、生活のなかで教えを実行することです。そして、さまざまなできごとを素直に見聞きしていくことです。すると、ラジオを聞いたりテレビを見たり、新聞や雑誌を読んだりしてふれる話題や、多くの方にお会いして聞かせてもらう話が、すべて仏さまの説法と思えてきます。

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『ミャンマー近現代史から見たクーデターの背景』 平和に向けて今、できることは 上智大学教授・根本敬氏

ミャンマー近現代の歩み

現在のミャンマーの土台ができたのは、1886年から1948年のイギリスの植民地期(1942~45年の日本統治期を除く)です。この間にビルマの王朝国家が壊される一方、イギリスの人口調査によって人々の間で民族意識がアイデンティティーとして形成されました。ビルマ民族はその中でも最大の民族となり、上座部仏教を信仰し、ビルマ語を母語とし、過去の王朝国家への愛着を持つようになりました。彼らの中から独立運動が起こり、1948年にビルマ連邦として独立しました。

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