本会が『入管法改正案の取り下げを受けて』と題するメッセージ発表
立正佼成会は6月1日、『入管法改正案の取り下げを受けて』と題するメッセージを発表し、本会ウェブサイトに掲載した。メッセージは、政府与党が5月18日、「出入国管理及び難民認定法」(入管法)改正案の成立を断念したことを受けてのもの。6月20日の「世界難民の日」を前に、難民が置かれた現状を多くの人と共に考えていきたいとの願いも込められている。メッセージでは、今回の政府の方針に歓迎の意を表明。難民の保護や救済が進むことを願い、本会としても取り組みを進める決意を表した。
バチカンがベサク祭に際して世界の仏教徒にメッセージ(海外通信・バチカン支局)
バチカン諸宗教対話評議会は5月26日、世界の仏教徒が「ゴータマ・ブッダ(釈尊)の生誕、悟り、入滅」を祝うベサク祭に際し、『仏教徒とキリスト教徒――配慮と連帯の促進』と題するメッセージを公表した。同祭を迎えて、「世界の仏教徒たちの心に、喜び、穏やかさ、希望がもたらされることを願う」と伝えた。
気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(52)最終回 写真・文 浦崎雅代(翻訳家)
タイ移住生活5年間を振り返って(後編) いのちに触れて、いのちを生き直す
タイの地方に家族で移住し、自然の恵みをダイレクトに感じられる環境の中で、私自身の生活も大きく変化していった。前回に続き、移住生活5年間の振り返りを、この連載の最後に記しておきたいと思う。
本会と聖エジディオ共同体 「アフリカのための共同アピール」発表
立正佼成会と聖エジディオ共同体(本部・ローマ)は6月1日、「アフリカのための共同アピール」(英題=JOINT APPEAL for Africa)を発表した。
唯仏与仏(79) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話
自分という存在の根本を見つめることを忘れていると、意義ある人生を送ることができず、「ほんとうの幸せ」をつかむことはできないと、私は思います。
内藤麻里子の文芸観察(21)
今年1月、『心淋し川』で直木賞を射止めた西條奈加さんの新作が、『曲亭の家』(角川春樹事務所)だ。受賞後第一作となるわけだが、なんとこれが全く新しい時代小説なのだ。思い切って言ってしまえば、フェミニズム時代小説である。
コロナ禍の中で悩みを分かち、知恵を出し合い、皆で苦境を乗り越えていく 「六花の会」共同推進責任者に聞く
経営者や個人事業主の立正佼成会会員(有志)による全国的なネットワーク「六花(りっか)の会」は2018年12月に発足し、各地で仏教経営者塾を行ってきた。新型コロナウイルス感染症が流行した昨春以降は、オンラインで活動している。仏教精神を経営に生かして会社を元気にし、社会に役立つ企業になっていくことが願いだ。経営者の自覚と実践の大切さなどを学ぶとともに、コロナ禍の現在は悩みを分かち、知恵を出し合って皆で苦境を乗り越えようとしている。同会の共同推進責任者の大畑昌義さん(69)=荒川教会渉外部長=にメンバーの現状やコロナ禍での取り組み、仏教経営者塾にかける思いなどについて聞いた。
國富理事長が天台宗務庁を訪問 阿部宗務総長、水尾比叡山延暦寺執行と懇談
5月18日、立正佼成会の國富敬二理事長が滋賀・大津市の天台宗務庁を訪れ、阿部昌宏宗務総長、天台宗総本山・比叡山延暦寺の水尾寂芳執行らと面会した。本会の中村憲一郎京都教会長、柳田季巳江総務部次長(渉外グループ)が同行した。
成田山新勝寺・橋本照稔前貫首の本葬儀 菅谷千葉支教区長らが参列
今年2月に94歳で遷化された、真言宗智山派大本山成田山新勝寺中興第二十一世貫首である橋本照稔大僧正の大本山成田山葬(本葬儀)が5月22日、千葉・成田市の同寺光輪閣で行われた。関係者約400人が出席したほか、信徒ら600人以上が焼香に訪れた。立正佼成会から庭野日鑛会長の名代として菅谷知正千葉支教区長が参列し、國司恵一郎佐倉教会長が同行した。